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映画ノート

殺しのドレス

1980年(米)監督・脚本:ブライアン・デ・パルマ出演:マイケル・ケインナンシー・アレンアンジー・ディキンソン/キース・ゴードンデニス・フランツ/デヴィッド・マーグリーズ/ブランドン・マガート【ストーリー】美術館で出会った男と行きずりの情事を楽しんだ人妻が殺される。事件を目撃した娼婦と、被害者の息子は犯人捜しに乗り出すが……。

  笑っちゃうほどオマージュ!

■感想
ブライアン・デ・パルマって本当にヒッチコックが好きなんですね。
これもしっかり「サイコ」と「裏窓」入ってました。

 

DVDには「劇場版」と「アンレイティド完全版」が一緒に収録されていたので、迷わず後者をチョイスw
こちら、劇場公開時にカットされた残酷・性的描写を復活させたものらしいです。

 

美しい人妻が、情事のあとエレベーターで惨殺され、犯人を目撃した娼婦が、殺された人妻の息子と一緒に犯人探しをする。
やがて娼婦も命を狙われ‥。という、王道のスリラーですが、
犯人を犯行に駆り立てた動機というのも、とっても斬新で面白く、オリジナリティのあるストーリーを楽しめます。

 

美しい女性の肢体が、サスペンスと巧く絡み合うところが、この作品の大きな魅力でもあるでしょうね。

 

殺される人妻をアンジー・ディキンソンが演じてますが、そのシャワーシーンから美しいこと!
この役リヴ・ウルマンにオファーされてたとか。うーーん、アンジーさんで良かったなぁと思います^^>"
リヴさんじゃあのタクシーのシーンのエロさは半減したのではないかしら。

 

人妻が通う精神科医を演じるのがマイケル・ケイン
美しい女性陣が目立ってしまう作品ですが、影の主役は勿論彼。

 

娼婦役にナンシー・アレン。透明感がある美しい肢体が魅力的ですよね。




アンレンティド版とあって、エレベーターでの描写は結構怖かった!!





★★★★☆