しまんちゅシネマ

映画ノート

シークレットサービス魂


明日(20日)のオバマ氏大統領就任を目前に控え、いよいよ盛上がってます。

明日は歴史的瞬間を一目見ようと、多くの人がワシントンに集まることが予測されるため、
爆弾テロや、自爆テロなど、テロの格好の標的となりうるとの見方も。

大統領だけでなく一般の人いも危険が及ぶ可能性があるわけで、明日はかつてない厳重な警備が展開される模様です。

周辺道路の閉鎖、史上最高の広範囲の警備、身体検査、手荷物チェック等々‥
無事に終了するまでなんだか緊張してしまいそう。


警備に当たるスナイパーの狙撃技術はオリンピック選手並みだとか。
スターリングラード』のジュードやエド・ハリスみたいな名手たちが、建物の窓や屋根に多く配置されるんでしょうね。

オバマ氏の周辺警護は、2007年の5月から始まっているらしいですが、
大統領の身を守るシークレットサービスは精鋭中の精鋭。

で、今日はなぜ「きままに英会話」の書庫なのかと言いますとw
シークレットサービスともいうべき、このフレーズを紹介したかったから。

それは

I would take a bullet for you.

(あなたのために銃弾を受ける覚悟です)

身をていして大統領を守るシークレットサービス魂ですね。
バンテージ・ポイント』でもデニス・クエイドが大統領の前に飛び込んで銃弾を受けるという回想シーンがありました。

この言葉を最初に印象深く聞いたのがケヴィン・クライン主演の映画『デーヴ』。

脳卒中で倒れた本物の大統領に替わり、大統領にそっくりのデーヴ(ケヴィン・クライン)が一時的に替え玉大統領として
国を治めてしまうというストーリーの、大好きな映画です。

デーヴに「自分のために死ねるのか?」と聞かれ、最初は何も答えることが出来なかったシークレットサービスのデュエイン(ヴィング・レイムス)が、最後には
I would have taken a bullet for you. (あんたのためなら、銃弾を受けることもできたよ)と言うシーンが大好き。

シークレットサービスの皆さん、明日はオバマさんの警護よろしくお願いします!



*画像は2005年の大統領就任式のパレードでのシークレットサービスです。