しまんちゅシネマ

映画ノート

スティング

f:id:puko3:20210120163829j:plain

 

1973年(米)監督:ジョージ・ロイ・ヒル出演:ロバート・レッドフォードポール・ニューマンロバート・ショウチャールズ・ダーニング/アイリーン・ブレナン   レイ・ウォルストン/サリー・カークランド/チャールズ・ディアコップ/ダナ・エルカー/ディミトラ・アーリス【ストーリー】1936年。シカゴの下町で、詐欺師の3人組が通り掛かりの男をヒッカケて金をだまし取る。しかし彼らが手にしたその金は、いつもとは段違いの思わぬ金額だった。悪い予感は的中。その金は、ニューヨークの大物ロネガンの手下が、賭博の上がりをシカゴへ届ける為の金だったのだ。怒った組織は、仲間の一人であるルーサーを殺害。彼の復讐を誓ったフッカーは、助けを求めて、賭博師ゴンドルフを訪ねた。最初は嫌がっていたものの、ロネガンの名を聞いて目を光らせるゴンドルフ。2人は、ロネガン相手に一世一代の大バクチを企てるが……。

    男の友情シリーズ第4弾!

■感想
今日はmiskaさんのお薦めで名作『スティング』!

 

1936年のシカゴ。ギャングが荒稼ぎをするこの時代、詐欺で小銭を稼ぐことを粋とする者もいたんですね。

 

そんなストリート詐欺師(?)にロバート・レッドフォード
スマートでおぼっちゃまのイメージのレッドフォードが詐欺師っていうのが、最初はピンと来ないところがあるんだけど、
仲間を殺され、その復讐を果たそうとする、一途でちょっとガキっぽいところが案外ハマってます。

 

レッドフォードが頼るのが伝説の賭博師のゴンドーフ。ポール・ニューマンだぁね~。
今では娼婦館に身を寄せる落ちぶれた状態だったけど、ルーサーの訃報を知り、ギャングへの復讐心に火がつく。

 

昔の仲間を集めるところが好き。
その仲間たちも途端にプロのいい仕事するんだね。痛快痛快。

 

ギャングやFBIが絡むこの時代のお話なのに、敵とするギャングの大物ロネガンをやっつけるのも、
銃による撃ち合いとかじゃなく、やっぱり詐欺で始末をつけようとするところがいい。

 

テンポ良く、コミカルな中に、詐欺師としての誇りや、仲間を大事にする男気を詰め込んでるのがカッコいい!!

 

レッドフォードがビシッと決める姿も男前~でカッコいいけど、痺れるのはやっぱりニューマン!!


 

最後の大どんでん返しもスッキリ。音楽が心地よいよね。

 

悪役ロバート・ショーも渋いっす。
文句無しの名作ですね。



★★★★*