ジェニイの肖像
■感想
映画で妄想 世界の旅!3本目
映画で妄想 世界の旅!3本目
まずはセントラルパークでジェニーに会いたい。。
アダムス(ジョセフ・コットン)は売れない画家。
ある日夕なずむセントラルパークで少女が一人でいるのを不思議に思い声をかける。
「両親は劇場で仕事をしているの」。ジェニーと名乗るその少女は明るい笑みを向けた。
「はて。その劇場は数年前になくなったはずだが?」
「両親は劇場で仕事をしているの」。ジェニーと名乗るその少女は明るい笑みを向けた。
「はて。その劇場は数年前になくなったはずだが?」
2度目に出会うと、不思議なことにジェニーは少し成長していた。
実際ジェニーは会うたびに成長していた。
いつのまにか美しい娘となったジェニーにアダムスは絵のモデルになってほしいと依頼。
二人はいつしか深く愛し合っていた。
ところが絵が完成したその日、ジェニーはアダムスの前から姿を消した。
実際ジェニーは会うたびに成長していた。
いつのまにか美しい娘となったジェニーにアダムスは絵のモデルになってほしいと依頼。
二人はいつしか深く愛し合っていた。
ところが絵が完成したその日、ジェニーはアダムスの前から姿を消した。
夏が終わっても戻らないジェニーを案じ、ジェニーが通っていた学校を訪れたアダムス。
そこで彼が聞いたのは「ジェニーは10年も前に津波で死んだ」という驚きの言葉だった。
そこで彼が聞いたのは「ジェニーは10年も前に津波で死んだ」という驚きの言葉だった。
ジェニーは言わば彷徨える魂。
それでもこれはホラーでもSFでもない。正真正銘のラブストーリーなんですね。
時を越えて愛し合うという点で『ある日どこかで』を思わせるし、
恋をすることもなく死んでしまったジェニーがアダムスに自分と同じ寂しさを見出し
愛を知り、死を受容する。それは『ラブリー・ボーン』にも通じるところです。
それでもこれはホラーでもSFでもない。正真正銘のラブストーリーなんですね。
時を越えて愛し合うという点で『ある日どこかで』を思わせるし、
恋をすることもなく死んでしまったジェニーがアダムスに自分と同じ寂しさを見出し
愛を知り、死を受容する。それは『ラブリー・ボーン』にも通じるところです。
売れない画家アダムスを演じたのは『第三の男』の二枚目ジョセフ・コットン。
ジェニーを演じたジェニファー・ジョーンズは、最初の少女の姿には正直違和感があったものの
成長した姿はとっても綺麗。
絵になる二人の切ないロマンス、後半は切なくて泣けました~。
ジェニーを演じたジェニファー・ジョーンズは、最初の少女の姿には正直違和感があったものの
成長した姿はとっても綺麗。
絵になる二人の切ないロマンス、後半は切なくて泣けました~。
セントラルパークから見えるマンハッタンの摩天楼も楽しめますよ。