惑星ソラリス
◆感想
カンヌ特集2本目!
初タルコフスキーでした。
ジョージ・クルーニー版リメイク作『ソラリス』は例によってしっかり観てなかったようで
ゾンビものを観たような、なんとなく狐につままれた気分だったのよね。
ラストもどうなったか忘れちゃったし^^;
ジョージ・クルーニー版リメイク作『ソラリス』は例によってしっかり観てなかったようで
ゾンビものを観たような、なんとなく狐につままれた気分だったのよね。
ラストもどうなったか忘れちゃったし^^;
ストーリーの概要はプラズマの海に囲まれた未知の惑星ソラリスの軌道上に浮かぶ
宇宙ステーションで異常事態が発生し、調査のために心理学者クリスが派遣されることになるというもの。
到着すると、宇宙ステーションは荒れ果て、クルー3人のうち一人は自ら命を絶っており
残った2人は「ここで我々以外の人物を見ても気にするな」と。
間もなくして、クリスの目の前に現れたのは、10年前に自殺した妻・・・そっくりの幻影(?)
なんとソラリスを取り巻く海の有機プラズマが、人の意識を取り込みそれを具現化
「ゲスト」としてクルーに送り届けるという、なんとも不思議な現象が起こっていたのだ・・・
間もなくして、クリスの目の前に現れたのは、10年前に自殺した妻・・・そっくりの幻影(?)
なんとソラリスを取り巻く海の有機プラズマが、人の意識を取り込みそれを具現化
「ゲスト」としてクルーに送り届けるという、なんとも不思議な現象が起こっていたのだ・・・
宇宙空間の話でありながら、正真正銘これは人間の内側に迫るお話
自分の意識の具現化である妻に再会し、最初は恐れを感じるクリスも、
自分の意識の具現化である妻に再会し、最初は恐れを感じるクリスも、
父親とはおそらくは母親に関するところで、なにか確執があったんだろうけど
でもその父と分かりあいたいと思う気持ちもあったんでしょうね。
ラストは衝撃的ながら、遠く引いていくそのシーンに、クリスの郷愁と父への思いを感じ泣けました。
でもその父と分かりあいたいと思う気持ちもあったんでしょうね。
ラストは衝撃的ながら、遠く引いていくそのシーンに、クリスの郷愁と父への思いを感じ泣けました。
3時間近い作品で、前半はそのシーンもう少し短くしてもいいんじゃね?なんて思いながら観てたんだけど
中盤からはすっかり引き込まれたし、あの長さも彼のノスタルジーを想起させるという点では
必要だったんだなぁと思ったり。
中盤からはすっかり引き込まれたし、あの長さも彼のノスタルジーを想起させるという点では
必要だったんだなぁと思ったり。
タルコフスキー作品他にも観たくなりました。
出た~、思いっきり今更?(笑)
出た~、思いっきり今更?(笑)