しまんちゅシネマ

映画ノート

ブルース・ブラザース


1980年(米)
監督:ジョン・ランディス
出演:ジョン・ベルーシ/ダン・エイクロイド/キャリー・フィッシャー/キャブ・キャロウェイ/ジョン・キャンディ
   ヘンリー・ギブソン/チャールズ・ネイピア/ジェフ・モリス/レイ・チャールズ
【ストーリー】
全身黒づくめのジェイク・ブルースとエルウッド・ブルースは、ちぎりを交わした兄弟分。そのブルース兄弟が昔世話になった孤児院が、窮地に陥った! 彼らは孤児院を救おうと、かつての仲間を集めて“ブルース・ブラザース・バンド”を再結成し、そのコンサートの利益を孤児院に寄付しようとするが……。(ALLCINEMAより)
 
■感想
今頃観たんかい! シリーズ
わは、久しぶり(笑)
やっぱこれいっとかないとだわ~。
や~ん、もう最高でしたね(笑)
 
そもそもブルース・ブラザースっていうのはコメディアンであるジョン・ベルーシダン・エイクロイドを誘い
サタデー・ナイト・ライブ』の人気コーナーでブルースやR&Bを演奏したことが始まりらしいですね。
やがて黒スーツに帽子とサングラスというスタイルをトレードマークに、レコードを出すほどの人気となり
ついには映画にまでなっちゃったということらしい。
と、私が今更説明する必要もないか(笑)
 
かつてお世話になった孤児院を救うためにバンドを復活させるブルース・ブラザース
弟分を刑務所に迎えにいった帰り、信号無視で警察に止められ、振り切って逃げてしまうことに始まって
彼らは警察に追われることに。

警察とのカーチェイスのなんとまぁ派手なこと!
CGなんかでは絶対に出ないリアルな迫力に
死んだ人いないのか?と心配になったけど、とにかく凄いし楽しい~。
 
いつのまにやらネオナチや謎の女やカントリーバンドなど追っ手が増えてる!(笑)
彼らの行くところてんやわんやの大騒ぎなのに、二人はやたらクールなのも可笑しいね。
 
カーチェイスも見所ではあるけど、この映画の魅力はやっぱり音楽!
教会でゴスペルを歌って踊るミュージカル風のシーンなんて
中国雑技団かオリンピック選手か!っていう躍動感に鳥肌もんです

そして極めつけはやっぱりブルース・ブラザースのパフォーマンス
レイ・チャールズ(ジェイミー・フォックスじゃないよね?笑)やキャブ・キャロウェイなど
一流のミュージシャンをバックに
ジョン・ベルーシダン・エイクロイドがノリノリに歌って踊ってくれるんだからたまらない。

歌はそれほどうまくないけど、ブルースやR&Bってハートがある
聴いてて、ついリズム踏んで、体揺らしちゃうもんなぁ。
ジョン・ベルーシなんて太めで短足なのに、バク転までこなす器用さで
しまいにはかっこよく見えたよ~。
 
そこまでやるかのカーアクションも
弱きを助け、強きに挑むブラザースの心意気にも
役目を終えブッ壊れたブルースモービルにも哀愁があってツボ
これはカルトと呼ばれるわな~と大いに納得した一本でした。
今更ながら最高!!