しまんちゅシネマ

映画ノート

あの胸にもういちど

 

1968年(フランス)
監督:ジャック・カーディフ
出演:アラン・ドロン/マリアンヌ・フェイスフル/ロジャー・マットン/マリウス・ゴーリング
プチ・ドロン祭り 2本目
■感想
これはもうドロン様映画というよりも、マリアンヌ・フェイスフルのプロモーション・ビデオでしたね~。
マリアンヌさんのキュートなこと。
そしてなんといってもナイス・バディ!
当時ご覧になった方の中には、『やわらかい手』のイリーナおばさんにショックを受けた方も多いかな(笑)
 
 
夜も明けきれない、とある朝、夫の寝息を聞きながら
まどろみの中に、ちょっぴりエロい夢を見るレベッカ(マリアンヌ・フェイスフル)
しかし、彼女を官能に導くのは、隣に眠る夫ではないんですね。
そっとベッドを抜け出すレベッカ
映画は、ナイスバディをレザースーツに滑り込ませ
バイクにまたがり、夜も明けきれない街へを走り始めるレベッカの行く末を
過去を交錯させ描く作りです。
 
回想シーンではドロン様との出会い、再会、
そして結婚までの数週間のランデブーが描かれるのですが
レベッカは夫と結婚してもドロン様を忘れることが出来なくなるのですな。
そりゃそうだわなぁ。
 
この映画でのドロン様は、ちとエロくて笑っちゃいます。
レザースーツの上からマリアンヌの胸をまぁるく触ってみたり
ファスナーを口にくわえてレザースーツの前を開けてみたりw
とにかくレザースーツがエロを高めるのに大活躍なのです(笑)
 
もうすぐドロン様に会える!私はもうあなたのもの!!
喜びを全身で表現しながらバイクを走らせるマリアンヌが可愛らしく
それだけにガビビーンなラストに、さすがフランス映画 と息を呑むしかないですね。