しまんちゅシネマ

映画ノート

ワイルド・オブ・ザ・デッド


ハロウィン・ホラー特集4本目

アニメ『サウスパーク』の脚本家グラスゴー・フィリップスの初監督作
アパッチ女戦士とカウボーイがゾンビと対決するホラー・コメディ・ウエスタンです(笑)
ワイルド・オブ・ザ・デッド<未>(2007) アメリ
監督:グラスゴウ・フィリップス
出演:ジェームズ・デントン/クリス・カッタン/クリス・コッポラ/ナヴィ・ラワット/レスリー・ジョーダン
     
ひょんなことから酒場で喧嘩になり牢屋送りにされた脱走兵のエルマーとカウボーイ ルーク。
隙を見て脱獄した二人は、汚職まみれの保安官から金を奪い逃走
保安官は懸賞金つきで捜索隊を結成。
二人は保安官らから逃れることができるのか・・
 
この映画が面白いのは、勿論西部劇をモチーフにしてるというところにあるんだけど
普通の西部劇と違うのが追っ手である保安官らが、途中で全員ゾンビになっちゃってること(笑)
 

逃走の途中に出会うセクシーなアパッチ女スーによると
ここに登場するゾンビというのが、実はスーのおじジェロニモの呪いが原因らしい。
だから人格を保持しているし、思考能力もある点が普通のゾンビと違うんですね。
しかも頭を撃っても死なないところがやっかい。
 
間違いなくB級のユルユルゾンビものではあるけど
主役二人のキャラがよくて楽しい。
特にカウボーイ、ルークの、おつむも弱けりゃ、情にも脆いというキャラが笑えるw 
愛馬がゾンビに食われて大泣きしたりね。
 
ウケるのが、エルマーとルーク二人が野宿するシーンで
必ず『ブロークバック・マウンテン』のテーマ曲がかかること。
そっちかい?!みたいな(笑)
 
終盤にまさかの展開も用意されてて、これにはびっくり。
そして、ほのぼのとして可愛らしいラストシーンが最高で
ここで高感度30%アップでした♪
 
まぁ、途中30分くらいは居眠りしてもいいよという作品ではあるけど
新しいパターンのゾンビものとしておさえる価値あり・・かも(笑)
 

明日は本物のウエスタンいきます!!
 
 イメージ 5 記事が参考になりましたらポチンとよろしく。ヽ(。・ω・)ノ゛☆さんきゅ