しまんちゅシネマ

映画ノート

OSS 117 私を愛したカフェオーレ

 

オスカーを騒がせそうなイイ男 ジャン・デュジャルダン


 
The Artist』のジャン・デュジャルダンカンヌでも男優賞を獲得し
主演男優賞 有力候補の一人でしょうか。
予告を観ただけでもかなりテンションあがったし、最高に楽しみにしてる作品です。
 
今日は『The Artist』の監督ミシェル・アザナヴィシウスジャン・デュジャルダンのコンビによる
2006年のフレンチスパイコメディ『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』観ました。
 
OSS 117 私を愛したカフェオーレ(2006) フランス
監督:ミシェル・アザナヴィシウス
出演:ジャン・デュジャルダンベレニス・ベジョ/オーレ・アッティカ/フィリップ・ルフェーヴル
コンスタンティン・アレクサンドロフ/サイード・アマディス

フランス人スパイ、ユベールの活躍(?)を描く、ドタバタ・アクション・コメディです。
 

ジャン・デュジャルダンが演じるのがコードネームOSS117のスパイなんですが、これ、60年代のショーン・コネリー ボンドのパロディ的作品とのことでポーズもいちいち『007』風でねw
詳しいファンは細かいところまで笑えるんだと思いますね~。
 
個人的には『007』よく分からないんだけどw
誰もが振り向く伊達男の風貌だけど、基本女性に興味なしな隠れゲイキャラ
イスラム文化にまるで疎いヒンシュクぶりは『ボラット』的で笑わせてもらいました。おばか加減でいうとオースティン・パワーかな。
彼はレトロな雰囲気を持った俳優ですよね。
1955年という時代背景にもぴったり。
話題の『The Artist』ではサイレント時代のスター俳優を演じてます。
 
 
 
 



 

 
本作の劇中レストランで見せるバンジョー演奏の歌と踊りは
コミカルながらも一級のエンターテナーの片鱗を見せていて
その芸達者ぶりが『The Artist』のパフォーマンスに繋がるのも納得です。
登場人物の名前が覚えにくくて、よく分からないところあったんだけどw
ま、それでも楽しめたからいいか (笑)
東京国際映画祭サクラグランプリ受賞作品です。
 
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  さんきゅ