【映画】クリストファー・ノーラン 『インターステラー』壮大!!
インターステラー(2014)アメリカ
原題:Interstellar
監督:クリストファー・ノーラン
出演:マシュー・マコノヒー/アン・ハサウェイン/ジェシカ・チャステイン/マイケル・ケイン/ケイシー・アフレック/ジョン・リスゴー他
日本公開:2014/11/22
地球の寿命が尽きかけた近未来。
土地は荒れ、埃にまみれ、世界は深刻な食糧不足に陥っている。
かつてエンジニアだったクーパー(マシュー・マコノヒー)も、今は農夫として父とトウモロコシを作っているが、彼の中には科学への愛が常にあった。
そんなある日、クーパーはある壮大なプロジェクトの存在を知ることになり
愛する子供たちの未来のために宇宙に飛び立つことを決意する。
行かないでと泣く娘に「必ず帰ってくる」と誓うクーパーだったが・・
クリストファー・ノーランの新作SF『インターステラー』を観ました。
いやはや、壮大だったわ。
マシュー・マコノヒー演じる主人公クーパーが参加するプロジェクトとは
人類が移り住むための「生活可能な」惑星を探すというもの。
最近のSFではありがちな話ですが、本作が新しいのはワームホールという宇宙の神秘を持ち込んだことでしょうね。
ワームホールとは直訳すれば「虫食いの穴」ですが、
宇宙空間に存在するワームホールを通過することによって時間を短縮した宇宙移動が可能になるらしい。
ワープトンネルみたいなものかな。
これによって生じる時間のずれが映画を面白くしてまして、そのあたり知的なノーランらしいところですよね。
ま、過去作ではその知的さに置いてけぼりを食らうこともありましたが、
今回は根底に親子の愛が描かれているのが凄く良くて、科学的なことが少々理解できなくても問題なし。
地球に残したわが子に愛していることを伝えたい父親と、
父に見捨てられたと悲しむ娘の心のすれ違いから始まって、年月を経て壮大な使命を共有していく父娘の物語が凄いスケール。
最後にようやく言葉を交わすシーンは感動的でノーラン監督に泣かされるとは思わなかったな。
ただね、終盤のあまりに斬新な展開にはさすがに「???!!」(笑)
「なんじゃそりゃ?」と思いながら観てましたが、たわ言ではないらしいのが驚きw
『インセプション』しかり、監督はこういうのほんと好きよねぇ。
共演はアン・ハサウェイ、マイケル・ケインのダークナイト組に加え、
大人になったクーパーの子供たちにジェシカ・チャステイン、ケイシー・アフレック。
あと、あるサプライズキャストが登場しますがあえて名前は伏せます。
ま、個人的にはこいつが絡むシーンなくてよかったんですけどね(笑)
サーフする惑星におけるスペクタクル映像、宇宙空間の美しさなど映像美は言うことなし。
IMAXのよる音響も迫力で、ロケットの振動がじかにお尻に響くのも臨場感抜群でした。
容姿とは裏腹に人間っぽい喋りをするロボットは笑い担当。目も楽しませてくれますよ。
2時間39分という長尺ですが、それでも時間が足りなかったんでしょう。
この時間に収めるために一瞬の映像で背景を見せたりしてるので、
映像にも台詞にも集中して見るのをお勧めします。
地球の最後を描きながら、人類の未来を模索する壮大なロマンへと昇華させた監督に拍手。
宇宙や数学に詳しい人は涙ちょちょぎれる作品かと。
マシューはじめ、出演者のアンサンブル演技も良かった!!
土地は荒れ、埃にまみれ、世界は深刻な食糧不足に陥っている。
かつてエンジニアだったクーパー(マシュー・マコノヒー)も、今は農夫として父とトウモロコシを作っているが、彼の中には科学への愛が常にあった。
そんなある日、クーパーはある壮大なプロジェクトの存在を知ることになり
愛する子供たちの未来のために宇宙に飛び立つことを決意する。
行かないでと泣く娘に「必ず帰ってくる」と誓うクーパーだったが・・
クリストファー・ノーランの新作SF『インターステラー』を観ました。
いやはや、壮大だったわ。
マシュー・マコノヒー演じる主人公クーパーが参加するプロジェクトとは
人類が移り住むための「生活可能な」惑星を探すというもの。
最近のSFではありがちな話ですが、本作が新しいのはワームホールという宇宙の神秘を持ち込んだことでしょうね。
ワームホールとは直訳すれば「虫食いの穴」ですが、
宇宙空間に存在するワームホールを通過することによって時間を短縮した宇宙移動が可能になるらしい。
ワープトンネルみたいなものかな。
これによって生じる時間のずれが映画を面白くしてまして、そのあたり知的なノーランらしいところですよね。
ま、過去作ではその知的さに置いてけぼりを食らうこともありましたが、
今回は根底に親子の愛が描かれているのが凄く良くて、科学的なことが少々理解できなくても問題なし。
地球に残したわが子に愛していることを伝えたい父親と、
父に見捨てられたと悲しむ娘の心のすれ違いから始まって、年月を経て壮大な使命を共有していく父娘の物語が凄いスケール。
最後にようやく言葉を交わすシーンは感動的でノーラン監督に泣かされるとは思わなかったな。
ただね、終盤のあまりに斬新な展開にはさすがに「???!!」(笑)
「なんじゃそりゃ?」と思いながら観てましたが、たわ言ではないらしいのが驚きw
『インセプション』しかり、監督はこういうのほんと好きよねぇ。
共演はアン・ハサウェイ、マイケル・ケインのダークナイト組に加え、
大人になったクーパーの子供たちにジェシカ・チャステイン、ケイシー・アフレック。
あと、あるサプライズキャストが登場しますがあえて名前は伏せます。
ま、個人的にはこいつが絡むシーンなくてよかったんですけどね(笑)
サーフする惑星におけるスペクタクル映像、宇宙空間の美しさなど映像美は言うことなし。
IMAXのよる音響も迫力で、ロケットの振動がじかにお尻に響くのも臨場感抜群でした。
容姿とは裏腹に人間っぽい喋りをするロボットは笑い担当。目も楽しませてくれますよ。
2時間39分という長尺ですが、それでも時間が足りなかったんでしょう。
この時間に収めるために一瞬の映像で背景を見せたりしてるので、
映像にも台詞にも集中して見るのをお勧めします。
地球の最後を描きながら、人類の未来を模索する壮大なロマンへと昇華させた監督に拍手。
宇宙や数学に詳しい人は涙ちょちょぎれる作品かと。
マシューはじめ、出演者のアンサンブル演技も良かった!!