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映画ノート

トムハとわんことマッドマックス

トムハのわんこ好きは有名ですよね。
トムハ祭り、今日はトムハと愛犬マックス君のお話をします。


トムとマックス君の出会いはトムが17歳の頃
ペットとしてトムに与えられたピットブルとラブラドールのミックス犬であるその子には、すでにマッドマックスという名前がありました。

「犬にマッドなんてひどいよ」
トムは名前をMaximooseに変えたそうです。
メルギブ『マッドマックス』が製作されたのはトムがまだ一歳のとき
トムが古いオーストラリア映画『マッドマックス』を知らないのも無理もない。
勿論それから『マッドマックス』の存在を知り、彼はジョージ・ミラーの世界観に取り込まれたそうですが。






「犬は裏切らない」

マックス君とトムは一番の友となり
演劇学校にも片手にマックス、片手にコーラで通います。

そんなマックスが身体を壊したのが2010年
『ウォーリアー』のインタビューでも、トムはマックスが心臓を患い闘病中であると話してます。
しかし2011年マックスは死んでしまうんですね。

トムは17年間一緒に過ごしたマックスの遺灰を缶に入れ、
マックスの大好きだったソファーの上に置いて過ごしたそうです。
寂しいときには缶に顔をつけマックスのぬくもりをむさぼりながら。

そんなトムに『マッドマックス』のオファーが舞い込みます。
愛犬と同じ名前のマッドマックス 無視できるはずがない。
勿論作品にもほれ込んでいたトムはマックスが死んだ2011年に契約書にサイン。

運命かもしれませんね。

撮影現場のシーンシーンで犬と戯れるトムの姿が目撃され
トムのわんこ好きは有名になりました。
一見ぶっきらぼうなトムのそんな一面はトムの印象を柔らかいものにした機がします。


トムがどうしても家に連れて帰りたいとお願いしてしまったのは
『ドロップ』のピットブル君。最初にT、そしてJ


彼はわんこたちにマックスの姿を重ねていたのかな。




トムハの快進撃は止まらない。
その影に愛犬マックス君の力があるように感じてしまいますね。

今も彼は犬たちに「家」を探すボランティアをしています。