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映画ノート

【映画】チャイルド・プレイ

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チャイルド・プレイ(1988 アメリ
原題:Child's Play 
監督:トム・ホランド
脚本:ドン・マンシーニ/ジョン・ラフィア/トム・ホランド
出演:キャサリン・ヒックス/クリス・サランドン/アレックス・ヴィンセント/ブラッド・ドゥーリフ

【あらすじ】
逃亡中、逃げ込んだ玩具屋でマイク刑事に撃たれ、致命傷を負った殺人鬼チャールズ・リー・レイ(チャッキー)は、会得していたブードゥー教の秘術によって売り物の人形に自分の魂を移す。


【感想】
11月になりましたが、ブードゥー教繋がりでもう一本いかせてもらいます。

殺人人形が大暴れのご存じ『チャイルド・プレイ』。
ご存じ・・と書きながら、チャッキーの誕生秘話が全然記憶になかったし、観ても思い出せなかった私は
もしかしたら初見だったかもww

あらすじに書きましたが、チャッキー人形は犯罪者のチャールズ・リー・レイが死の直前に習いたてのブードゥー教で自分の命を吹き込んだものだったんですね。ブードゥ―教は死者をよみがえらせる黒魔術を使ったとされ、多くのゾンビ映画で登場する。
レイは手負いの自分を置いて逃走した強盗仲間と、自分を追い詰め銃弾を放った刑事のマイクに復讐を誓い
死の淵から蘇るためにお人形を利用した形です。
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ところが運悪くその人形が誕生日プレゼントとして少年アンディの手に渡ってしまった。
以後、チャッキー人形は家族まで増やしながら人を殺しまくるんですね。

所詮人形ゆえ生々しさがないのは、それはそれでいい。
鑑賞後思いだしてトイレに行けないということもないので、ホラー苦手の人にもとっつきやすいでしょう。
でもホラーファンを置き去りにしないだけの、面白さもある。
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ソファーの下に潜り込んだり、小さい身体ゆえにできることもあって
いつどんな風に出てくるのかとドキドキするし、チャッキー目線の映像がまた怖い。

腕が飛ぼうが、頭チョンパされようが、黒焦げになってもなお追ってくるシーンでは
ターミネーターのテーマ曲をかけたくなったしね。
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シングルマザーに育てられ、贅沢もわがままも言わないアンディ(アレックス・ヴィンセント)もけなげで可愛いかった。
人形が人を殺すことなど誰も信じないことをうまいことサスペンスに絡める手法もマル。
あちこちを部分的にしか観てないけど、シリーズが6本も作られるのは伊達じゃないないと思わせる秀作でした。

チャイルド・プレイで変な連想したひと、
そっち系ではありません(笑)