しまんちゅシネマ

映画ノート

マイベスト映画 2017

2017年は劇場鑑賞も自宅観賞も少なくなってしまいましたが
そんな中からなんとかベストを選出しました。
劇場、自宅観賞一緒くたです。
 
①『スリー・ビルボード
 キャラの練り込みと役者のアンサンブル演技がとにかく素晴らしい。
 鑑賞中好き好き波が押し寄せ、泣く場面でもないのに涙が出て仕方なかった。
 無意識の身体の反応に従って、2017年のナンバーワンはこれに決定です。
 
②『シェイプ・オブ・ウォーター
 弱者への優しい視線
 レトロクラシックな佇まいと音楽にも惹かれて
 
③『パターソン』
 観ていてだんだんに幸せな気持ちになれた
 
④『ドリーム』
 痛快、爽快
 
⑤『ヒトラーの忘れもの』
 地雷撤去現場の臨場感 年端の行かない青年たちが戦争の責めを負わされることの無情感が目いっぱい伝わった
 
⑥『マン・ダウン』
 兵士が受ける心の傷を描くものは多いけれど、これは構成が面白く、辛さが一層染みた。
 
⑦『婚約者の友人
 絵画のような美しさで芸術作品を装いつつ、え?そうくる?という意外な展開。オゾンに一本取られたことが妙に快感というマゾ的面白さ。
 
⑧『ダンケルク
 これは記事にし損ねたけれど、ひとえにトムハがカッコよかったということでランクイン。
 画面の迫力をあまり感じられなかったのはIMAXで見なかったからと後で知った・・。
 
⑨『レディ・バード
 学園思春期ものにハマれないお年頃なせいか、前半あまり乗れなかったのでこの位置。
 ラストに向けてはノスタルジーと爽快感で胸がいっぱいに。
 
⑩『マッドバウンド 哀しき友情』
 南部の黒人差別の歴史を、同じ戦争を生き抜いた白人、黒人、それぞれの家族の物語として描くことで、より深く観るものの心をえぐることに成功している。
 記事にし損ねてるけど、日本でもNetflixで配信されてるはずなので、観れる方はぜひ。
 
トップテンはこんなところかな。
 
こうしてみると⑤⑥⑧⑩と戦争関連が多かったのが自分としては意外。
⑦も間接的には戦争関連に属するわけで
これからも色んな形で戦争映画は作られ、時代ごとに違ったメッセージを発し続けるんでしょうね。
 
次点として『ブレード・ランナー 2049』『ベイビー・ドライヴァー』『Elle』『僕のワンダフルライフ』。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』『ワンダー・ウーマン』も面白かったけど、アメコミはもう卒業かな。
 
 
 
 
 
 
TBいただきました。
「ベスト10」だけでは、つまらない! 全部に順位をつけましょね! という、毎年毎年恒例のお遊び。
2018/01/19(金) 07:48:45 | 或る日の出来事