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映画ノート

ホワイト・ライズ


2004年(米)監督: ポール・マクギガン 出演: ジョシュ・ハートネット /ダイアン・クルーガー /ローズ・バーン / マシュー・リラード      クリストファー・カズンズ /ジェシカ・パレ 【ストーリー】広告代理店のエリート・ビジネスマン、マシューは、結婚を目前に控え順風満帆な日々を送っていた。そんなある日、彼は2年前に彼の前から突然姿を消した恋人リサの後ろ姿を目撃する。当時、理由も分からず、なかなか立ち直ることができなかったマシューは、リサの本当の気持ちを確かめたいとの衝動に駆られる。リサを探し求めて街を彷徨うマシューは、やがてあるアパートの一室に辿り着く。しかし、その部屋にいたのは同じリサという名を持つ別の女性だった。

■感想
これは1996年に製作されたヨーロッパ映画アパートメント」のリメイクだそうです。

うーん、またまたこの邦題に納得いかない私。
だってね、「white lie」って罪のない嘘。って意味ですよね。
相手を傷つけないために儀礼的に嘘をついたりすること。
でも、この映画の中の嘘はそんな生半可なものじゃなかった。。。。
キャッチ・コピーの「悪意のない、透明な嘘」にも納得いかない。
これに騙されてはいけません!!!!

この映画ジャンルに分ければ完全なメロドラマです。
愛する二人に絡んでくるもう一人の女。
この二人の女性「トロイ」のお姫様対決ですね。ダイアン・クルーガーローズ・バーン

ちょっとばかり複雑に話が展開しますが、最後には全て繋がります。
「愛」って恐いね。なんて使い尽くされた言葉を言ってみたくなる。

ローズ・バーンのサイコな役柄はちょっと見もの。
主演のジョシュ・ハートネットの普通っぽい役もいいです。

ラストは定番ラブストーリー的終わり方です。
ここだけ、ちょっといい感じ^^;

謎が少しずつ解けていくのは面白いかな。


★★★☆☆