しまんちゅシネマ

映画ノート

奇跡のシンフォニー


2007年(米)監督:カーステン・シェリダン出演:フレディ・ハイモアケリー・ラッセル/ジョナサン・リース=マイヤーズ    テレンス・ハワードロビン・ウィリアムズ【ストーリー】11歳のエヴァンは施設で過ごす孤独な少年。顔も名前も知らない両親と、心に聞こえてくる音を通じてつながっていると信じているエヴァンはある日、電線を伝う不思議な音に導かれるように、施設を抜け出してマンハッタンへやって来る。そこで知り合ったストリート・ミュージシャンのグループと生活を共にしながら次第に音楽の才能を開花させるエヴァンであったが。。
■感想
機内で観た作品のひとつです。

原題「AUGUST RUSH」に聞き覚えがありましたが、アカデミーの歌曲賞に"Raise It Up"がノミネートされていたようです。

主演はチャリチョコのフレディ・ハイモア君。
孤児院で暮らす11歳のエヴァンは、自分と両親とは音でつながっていると信じる孤独な少年でした。
ある日、施設を飛び出した少年がマンハッタンの街で目にしたのはストリート・ミュージシャンの演奏。
初めて聴くギターの音に体の奥深くに眠っていた何がが目覚めるのを感じるエヴァン。

彼には類まれな音楽の才能が備わっていたのです。
自分の奏でる音は、両親にきっと届く! 
そう信じ、けなげにギターを奏でるエヴァンの音は両親のもとに届くのでしょうか。


今回フレディ君が演じるのは天才音楽少年。
彼にとって耳から聞こえる音はすべて音楽になってしまいます。
楽器だってすぐに演奏できてしまうし、とにかくありえないぐらい凄い(笑)

「マッチポイント」のジョナサン・リース=マイヤーズがロックスター、「ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた」のケリー・ラッセルがチェロ奏者を演じ、エヴァン少年とは見えない糸でつながってるというわけ。



ジョナサンはギターの演奏とともに魅力的な歌声も披露してくれてるんですね~。
実際に彼が歌ってるのかな?だとすれば凄い実力です。
とにかく全編通じて、クラシック、ストリート音楽、ゴスペル、ロックとさまざまな音楽がいーっぱい!


クライマックスもファンタジーです。
シンフォニーを率いるフレディ君の指揮に天才のオーラはないものの、けなげで可愛いから細かいところは突っ込みなし(笑)
何も考えずに音楽に浸り、さわやかな感動につつまれたもん勝ちってとこでしょうかね。

この作品批評家の評価は低く、一般ユーザーの評価は高くなってました。なるほどね。



日本公開は6月です。



★★★*