しまんちゅシネマ

映画ノート

セックス・アンド・ザ・シティ


2008年(米)監督:マイケル・パトリック・キング出演:サラ・ジェシカ・パーカーキム・キャトラル/クリスティン・デイヴィス/シンシア・ニクソンクリス・ノース/ジェニファー・ハドソンキャンディス・バーゲン/デヴィッド・エイゲンバーグ【ストーリー】セックス・コラムニストのキャリーは、新聞の連載コラムを辞めるものの3冊のベストセラー本を出版し、プライベートでもミスター・ビッグと順調な関係を築いていた。一方、PR会社社長のサマンサは年下の恋人で俳優のスミスとロサンゼルスに移り住み、彼のマネージメントを手掛けている。また、元アートディーラーのシャーロットは夫ハリーとの間に子供が出来ず悩んでいたが、中国人の養女を引き取り母親業に専念。そして敏腕弁護士のミランダは、夫スティーブと子供と暮らすも多忙な仕事と家庭の両立に悪戦苦闘していた。それでも彼女たちの友情は今も変わらず固い絆で結ばれている。そんなある日、キャリーはついに結婚を決心するのだが…。
■感想
大ヒットTVドラマの劇場版ですね。
機内で観かけたものの、気がついたら終ってしまってて‥、8割くらいは観てたのに、結末が分らないまま。。
ってことでレンタルして最後まで観ました(笑)

TVドラマ版は殆ど観た事はがなかったのですが、冒頭に登場人物の説明がざっと流れ関係が分るので、映画の理解には特に問題はありませんでした。勿論ドラマを観て、これまでの経過を知っていると、余計に入り込めるのは間違いないでしょうね。

4人の独身女性のニューヨーク・ライフを描いたTVシリーズ最終話から4年後という設定。
仲良し4人グループのミランダ、シャーロットは結婚、サマンサは俳優の恋人とロスで暮らし、それぞれの生活を送る日々。
主人公のキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)もついに恋人ビッグとの結婚を決意する事に。ところが‥。
とまぁ、キャリーの恋の行方を中心に描かれる、中年版トレンディ・ドラマといったところw

このドラマの人気の理由は、華やかなファッションに彩られたセレブなニューヨークライフを垣間みれる事と、
赤裸々なセックストーク、そして固い女の友情というところでしょうか。

みんな40代? サラって実はお顔が好きでなかったりしますが、あのスタイルをキープしてるのは立派。
ファッション雑誌ヴォーグを彩ったブライダルシーンも素敵で、たまたま私は映画を観る前に雑誌(多分ヴォーグだったんでしょうね)を見てたんですが、サラはモデル並みに奇麗でしたね。



忙しさに追われ、いつしか夫との生活をないがしろにしがちになったり、理想の結婚に追われるあまり、相手の気持ちを思いやる事を忘れてしまっていたり。。
逆に相手を立てる事に力を注ぐ結果、自分らしさを置き去りにしてしまっていたり。。
それぞれが問題に直面し、苦悩しながら、本当に大事なものを見つけていく。
そんな物語りは、若者のトレンディドラマとはひと味違う、大人ならではのほろ苦さも加わり、面白かったです。

キャリーのアシスタント役のジェニファー・ハドソンの存在が新鮮で良かったです。
最近プライベートで大変な悲劇に見舞われましたが、この映画で見せてくれたようなキュートな笑顔を取り戻すのには
時間がかかるかもしれませんね。




★★★*☆