スプラッシュ

１９８４年（米） 監督：ロン・ハワード 　　 脚本：ローウェル・ガンツ  出演：ダリル・ハンナ／トム・ハンクス／ユージン・レヴィ／ジョン・キャンディ ドディ・グッドマン ／リチャード・Ｂ・シャル 【ストーリー】幼い頃に海で溺れ人魚に助けられた少年が、やがて青年へと成長し、同じく美しい人魚に成長した娘と再会する……。

■感想
ロン・ハワード監督によるファンタスティック・ラブ・ストーリーです。
前からお薦めいただいていましたが、やっと観みました。
良かったですよ～。

海で溺れるアレン（トム・ハンクス）を助けたのは、少年の頃の彼を助けた人魚のマディソン（ダリル・ハンナ）。
アレンのことが忘れられず、ついにマディソンは
トムが落としていった財布から住所を知り、彼の住むニューヨークへやって来たのです。

運命の出会いを果たした二人はお互いの愛を深め合うんだけど、なんせ人魚と人。
結婚という言葉に応えられない。。。
さて二人はどうなるのでしょう。そんなお話。

マディソンは人魚だけど、ひれが乾くと人間と同じ奇麗な足になっちゃうのね。（笑）
突っ込みどころは満載ですよ。でもそんなことどうでもいいですw
だって人魚のマディソンがめっちゃ奇麗なんです。

これコメディ的な要素もたっぷりです。
マディソンが最初にニューヨークにやってきて、人間の世界を体験する姿には笑えます。
名前を聞かれ、英語じゃないから･･･と答えられない彼女に
自分の国の言葉で言えばいいんだよと言われ言葉を発するんですが･･･。
その場面では爆笑してしまいました。斬新～！！

いつかアレンもマディソンが人魚であることを知る時が来ます。
当惑するトム・ハンクスの演技にはさすがの上手さを感じました。
一瞬、まるで化け物を観るような顔になってしまうアレン。
見つめるマディソンが哀しげで。。
人のエゴも少し感じてしまう場面。

さて、圧巻なのは人魚姿のマディソン。本物の人魚かと思ってしまいますよ～。
ひれでスイスイと実に奇麗に泳ぐし、ずっと水の中にいても平気。撮影技術なの？凄すぎです。

アレンの兄役に今は亡きジョン・キャンディ。暖かい演技でした。

ロマンティックなラブストーリーもとっても素敵でした。
こんな可愛い映画見逃してたなんて、うかつでしたわ（笑）

★★★＊☆