この森で、天使はバスを降りた
1996年(米) 監督・脚本:リー・デヴィッド・ズロトフ 出演:アリソン・エリオット/エレン・バースティン/マーシャ・ゲイ・ハーデン ウィル・パットン/キーラン・マローニー【ストーリー】森の奥深くにある小さな町を通るバスからパーシーという少女が降りてくる。彼女は、ハナという無愛想な女が経営するレストラン『スピットファイアー・グリル』で働くことになる。町の人々はよそ者であるパーシーに奇異のまなざしを向けるが、パーシーの魅力に周囲の人々は惹かれてゆく。だが、彼女は誰にも言えない暗い過去があった。■感想
これは久々に邦題がいいなぁと感じた作品です。
ある事件で5年の刑期を終えたパーシーは心に大きな傷をもっていました。
ダイナーのオーナーサラも町の人たちもみな警戒の眼差しをパーシーに向けるのですが
飾りけのないパーシーに次第に魅せられていきます。
ダイナーのオーナーサラも町の人たちもみな警戒の眼差しをパーシーに向けるのですが
飾りけのないパーシーに次第に魅せられていきます。
ある目的のために10年前からダイナーを売ることを願っていたサラにパーシーはある提案をします。
それは参加費100ドルで【どうしてこの町でダイナーを持ちたいか】を書いた作文コンテストを行い、優勝者にダイナーを譲るというもの。
思いの他大盛況となったコンテストで20万ドルというお金が入るのですが
ここで事件が起こってしまうのです。
それは参加費100ドルで【どうしてこの町でダイナーを持ちたいか】を書いた作文コンテストを行い、優勝者にダイナーを譲るというもの。
思いの他大盛況となったコンテストで20万ドルというお金が入るのですが
ここで事件が起こってしまうのです。
徐々に明かされるパーシーの心の傷と罪悪感。サラの哀しい秘密。サラの甥の心の闇。
様々な人間模様が織りなされる展開は、切なく胸を打つものでした。
様々な人間模様が織りなされる展開は、切なく胸を打つものでした。
邦題の上手さを感じたのは、パーシーがまさに天使だと思ったから。
その傷ついた心で周囲の人々の確執を溶かし、人々に幸せを運ぶ役割をになうのです。
その傷ついた心で周囲の人々の確執を溶かし、人々に幸せを運ぶ役割をになうのです。
ただ、そのための犠牲があまりに大きく。。。
世界一美しいとされる町が舞台とあって、映像の美しさは格別です。
出演陣もダイナーのオーナーサラにエレン・バースティン
サラの甥の妻シェルビーにマーシャ・ゲイ・ハーデンと渋い!
夫に蔑まれても何も言えなかったシェルビーが、パーシーと共に過ごすうちに
自分の意見を臆さずに言える強い女性になっていくのも見もの。
サラの甥の妻シェルビーにマーシャ・ゲイ・ハーデンと渋い!
夫に蔑まれても何も言えなかったシェルビーが、パーシーと共に過ごすうちに
自分の意見を臆さずに言える強い女性になっていくのも見もの。
おっと、忘れるところでした。主演のアリソン・エリオット、初めて見た可愛い女優さんと思たら、、
え~??! なんと「記憶の刺」でニコールの婚約者の妹かなにかをしてたちょっと太めの彼女?!
ガビーンです。変わり過ぎ。。(つω-`*)
え~??! なんと「記憶の刺」でニコールの婚約者の妹かなにかをしてたちょっと太めの彼女?!
ガビーンです。変わり過ぎ。。(つω-`*)
ま、ともあれ、これ映画らしい映画。辛いところはあるものの、暖かい感動作です。
泣けますよ。
泣けますよ。
★★★★☆