しまんちゅシネマ

映画ノート

デス・プルーフinグラインドハウス


2007年(米)監督・脚本:クエンティン・タランティーノ出演:カート・ラッセルロザリオ・ドーソンローズ・マッゴーワンシドニー・ターミア・ポワチエゾーイ・ベル/マイケル・パークス/メアリー・エリザベス・ウィンステッド/ヴァネッサ・フェルリトジョーダン・ラッド/トレイシー・トムズ【ストーリー】テキサス州オーステインの人気DJ、ジャングル・ジュリアは気の置けない仲間たちとバーへ繰り出し、女の子だけの会話に花を咲かせていた。そんな彼女たちを、ドクロマークの不気味な車を駆る顔に傷のある謎の中年男、スタントマン・マイクが秘かにつけ回していた…。14ヵ月後、テネシー州で映画の撮影に参加していたスタントウーマンのゾーイ。彼女は空き時間を利用して、仲間たちとある計画を実行する。それは、売りに出されていた憧れの車、映画「バニシング・ポイント」に登場した70年代型ダッジ・チャレンジャーに試乗しスタントライドを楽しむこと。さっそくボンネットに乗り、危険なスタントを始めるゾーイ。やがてそんな彼女たちを、あの男スタントマン・マイクが、新たな獲物に見定め襲いかかるのだったが…。

ハロウィンホラー企画第4弾! ・・・全然ハロウィンっぽくないじゃん!ヾ(∀≦*

■感想
ご存知、タラちゃん&ロドリゲスが、かつてのB級映画館「グラインドハウス」を現代に甦らせるべく制作した2本立てムービーのタラちゃん版です。

さすがに冒頭から70年代の雰囲気を漂わせる音楽と映像。ざらつき、すり切れた劣悪フィルムな映像。
これだけで涙がちょちょ切れそうな人たちもいるかもね。


主演はスタントマン・マイクを演じるカート・ラッセル。キレてます。


ナイスバディのギャルたちが集うバー。くだらん話しに花を咲かせ、携帯メール送りまくり。
そんなギャルたちに目を付けたのが自称スタントマンのスタントマン・マイク

何つーんでしょ、ギャルに接近し自分の武勇伝なんか、かましてみるものの、若い子たちの反応はイマイチ。
「だから何なの?おっさん」と言わんばかりの反応に、
くしゃみが出そうで出ない~!なんてフリして退散するしかないスタントマン・マイク


その時点でギャルの血祭り決定!!ですね(爆)

長々ととるに足りないギャルトークを見せられ、退屈した後でタラちゃんが見せてくれるには
車を爆走させるカート・ラッセルのとんでもないキレっぷりです。

前半戦でDJ、ジャングル・ジュリアを演じたキレイどころは、名優シドニー・ポワティエの娘さんなんですね。
見事な脚線美で魅せてくれるんですが・・・、あわわ、おみ足がーーー。



後半は14ヶ月後の設定。
スタントマン・マイクの新たな標的。。また同じ事が繰り返されるのかと思いきや。。

これが胸のすくようなラストを迎えます。


カート・ラッセル、エラい事になりますもんね~。
いやー、こういう役がピタッと嵌ってしまうアナタって素敵。


正直、途中までのダラダラくだらん話しにリタイアしそうになりましたが、
そこはタラちゃんなりの策略なんでしょうかね。


これから、これをDVDでご覧になるみなさん、どうか頑張って最後まで見てちょ。



★★★*☆