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映画ノート

感謝祭って何?(その2)

時間が空いてしまいましたが、感謝祭って何?ってことで、今日はその起源などを少々。

感謝祭がピルグリム・ファーザーズによって最初に祝われたのは、1621年に遡ります。

彼らはイギリスから信仰の自由を求め、メイフラワー号に乗ってアメリカを目指した清教徒でした。
1620年の暮れ、マサチューセッツに到着したピルグリムたちでしたが、その年の冬はとても厳しいもので、
彼らの多くは飢えと病により命を落とすことに。

見かねた原住民が、ピルグリムたちに狩猟や農耕の仕方を教え、翌年大きな収穫を迎えることになったのです。

この収穫に感謝したピルグリムが、インディアンたちを招き、共にご馳走をいただいたのが感謝祭の始まりとされています。



感謝祭関連のイラストやグッズなどをみると、ピルグリムやインディアンが描かれていることに気付くでしょう。
この時期、彼らを模した人形なども多く見かけます。勿論ピルグリム、インディアンと共によく観かけるのは七面鳥ですw




こちら典型的なピルグリムの服装。男性は大きなバックルが帽子にもベルトにも靴にもついてたんですね。
女性は大きな白い襟が特徴でしょうか。

しかしながら、最初の感謝祭の翌年1622年にはインディアンとイギリス植民の間で、居住地をめぐる争いが始まってしまうのですね。西部劇をよくご覧の皆さんはよくご存知のお話しかも知れません。