しまんちゅシネマ

映画ノート

バッド・チューニング


1993年(米)監督:リチャード・リンクレイター出演:ジェイソン・ロンドン/ミラ・ジョヴォヴィッチ/ジョーイ・ローレン・アダムス/ショーン・アンドリュース   アダム・ゴールドバーグ/アンソニー・ラップ/サッシャ・ジェンソン/マリッサ・リビシ【ストーリー】高校の夏期休暇前の最後の日、新入生には恒例の尻叩きの洗礼があり、そこから逃れようとかけ回る彼らを追う先輩らの珍騒動に始まり、その夜は歓迎パーティ。ビールや麻薬に明け暮れ‥

タラちゃんの好きなものシリーズ 10本目! ランキング6位『バッド・チューニング』

■感想
タラちゃんのお気に入りシリーズ最後を飾るのは、日本未公開の『バッド・チューニング』
アメリカではカルトコメディに分類されてるハチャメチャ青春・グラフィティな一本です’。
監督は『スクール・オブ・ロック』のリチャード・リンクレイター

アメリカの高校は州によって学年の数えかたが違ったりするのだけど
舞台となるテキサスは4年制。

初等のフレッシュマンが日本の中学3年生に当たる年齢で、次にソフモア、ジュニア、最高学年がシニアという呼び方。

本作は新学期前の休暇を前にした、期末日の一日のお話なんですね。

舞台となる高校ではシニアの男子学生が、フレッシュマンの尻たたきの洗礼をするという儀式があって
終業を待ちわびて自作の尻バットを持って追いかけるシニア、逃げ回るフレッシュマンの攻防がはじまるw

女子は女子で先輩が軍隊のマネをしてフレッシュマンに洗礼。

夜になると酒を飲んで車をかっ飛ばしたり、麻薬をしたりの乱交パーティ。

映画はそんなハチャメチャぶりをクールでカッコいいロックに乗せて映し出すというもの。
若いよなぁ、アホだよなぁ(爆)

でもシニアの子たちはそれぞれ心の中では、自分の歩む道を真面目に模索していたり
彼らなりに考え、模索してたりもする。小さな恋の芽生えがあったりね。

目一杯バカになるときがあってもいいよね。それが青春!って思える映画なんだな。


主な出演者に知った顔がいなかったけど、よくよく観てみると
尻たたきをしてるシニアの学生がベンアフ兄貴だったり、キモい大学生がマシュー・マコノヒーだったりするw
ノンクレジットのレニー・ゼルウィガーに至ってはこれがレビュー作だったのね。



ま、何が面白いってこともないけど、観終わって心地よい疲労感を感じることのできる作品かもね。
フレッシュマンは可愛いけど、シニアになると目一杯オッサンだよ~w



★★★*☆

タラちゃんシリーズも10本になったので、これにて終了!!