しまんちゅシネマ

映画ノート

映画好きが集うアメリカの映画館


自宅から車で30分はかかるので、普段は利用しないのだけど
外国の作品やインディーズ作品を公開してくれる映画館があります。

潜水服は蝶の夢を見る』や『硫黄島からの手紙』はその映画館で観ました。
最近知ったことですが、同じ系列の映画館がもう一館あって、電車の駅から近いとのこと。

これは利用するしかない!

ここはアンジェリカ・フィルム・センターっていうんですが、調べたらニューヨークにもあるんですね。

記事タイトルに「映画好きが集う」と書いた理由として、まず公開作品がすばらしい。
今は特にアカデミーノミネート作品を観ようということで
すでにDVDもリリースされてる『ハート・ロッカー』をはじめ、
『17歳の肖像』『クレイジー・ハート』『シングル・マン』『ヴィクトリア女王/世紀の愛』
ハネケ先生の『ホワイト・リボン』まで公開してるの。
他にも『フィッシュ・タンク』ポランスキーの『ゴースト・ライター』などもやってますね。



おまけに明日は授賞式の映像を大スクリーンで観るオスカーパーティーまであるんだなぁ。
このパーティー、映画好きが集まってオスカーの行方を見守るというだけでなく、
軽食が振る舞われ、景品付きのクイズまであるらしい。しかも入場料無料なのよ。

友達が誘ってくれたのだけど、私はブログ仲間と授賞式の興奮を共有することを選択
でもこのパーティーにも一度は行ってみたいもんです。



このパーティもそうだけど、この映画館ではシアターのレンタルをしてるんですね。
ケイタリングも頼めるようで、イベントの利用にもってこい。



あと、いいなぁと思うのが、毎週火曜日の1:30に予定されてる『クライ・ベイビー・マチネ』なるもの。
これはジョニーの映画を上映する。。わけではなく,赤ちゃん連れのママを歓迎するというもの。
途中赤ちゃんが泣いても問題なし。音量は控えめ、
暗い灯りだけはつけたままにしていて、授乳もOK
おむつ替えテーブルまで準備される。映画好きなママにも嬉しいサービスですよね。しかもマチネ料金




こういう映画館だから映画好きが集う。
くつろぎのスペースも準備されてて、自由に映画を語り合う。いいじゃないですか~。
こういうところだから、メインストリームな作品を上映しなくてもやっていけるんですよね。

試写会も多くやってるところなので、今年はここにデビューするのを楽しみにしています。