しまんちゅシネマ

映画ノート

ケース39


 
 
スリラー大会7本目!
児童福祉ソーシャルワーカーが39ケース目として、取り組んだ事例は・・・

あまりの恐ろしさに、アメリカ公開は大幅に遅れ、日本は未公開になったといういわくつきスリラー!!
しょえーー@@
 
ケース39(2009)アメリカ/カナダ
監督:クリスティアン・アルヴァルト
出演:レニー・ゼルウィガージョデル・フェルランドブラッドリー・クーパーイアン・マクシェーン/ケリー・オマリー
【ストーリー】
ソーシャルワーカーエミリーの専門は児童虐待
虐待に遭う子供を両親から引き離し、安全な家族を見つけることがエミリーの仕事だ。
彼女に与えられた39番目のケースが、虐待疑惑のある10歳の少女リリーの案件。
早速家庭訪問をし、調査を始めるエミリーだったが・・
 
■感想
児童虐待のケースとして、いつものように処理するはずが、
思わぬ同情心からリリーを里親が見つかるまでの間と、
一緒に暮らし始めるエミリー(レニー・ゼルウィガー)。
 
それがそもそもの間違い!
まもなく周りで奇妙な事件が起きはじめ
エミリーは思わぬ恐怖を体験することになるというお話なんですね~。

まさに巻き込まれ方というのか
まじめに仕事に取り組む人間が、こんな怖い目にあうのは気の毒すぎ。
その不条理感にプラスして、予想を超えた恐怖演出が見ものですよ。
 
ところで、映画サイトのallcinemaさん、たまに内容書きすぎ~なところないですか?
今回もそこまで書いちゃう?だったので、あらすじ拝借できなかったわ。
これはあまり知識持たずに見たほうがいいですよね。
 
そもそもこれ、2007年には、撮影を終えていたにも関わらず
アメリカでは公開までに3年を要したらしいのね。
昨年10月にアメリカ公開されたときには、
日本では既にDVDがリリースされたいたという、変わったケースでした。
 
おそらく、タブーを破るような子供の描き方、その対応が問題になったでしょうね。
類似の作品として『エスター』があがるところだけど
違った怖さがあります。
どっちが怖いかは、観るものによるかな。
日本人には『エスター』アメリカ人には本作かも。

リリー役のジョデル・フェルランド
どっかで見たと思ったら『サイレントヒル』の子だよね。
迫力の演技は完全にレニーを食ってましたよ。
先が思いやられる もとい、先が楽しみ!w
レニーは恐怖に引きつったお顔があまり綺麗に見えないので
今度はコメディでお目にかかりたい(笑)
 
途中ちょっと眠くなるところあるけど、面白く観ました。