しまんちゅシネマ

映画ノート

007/ドクター・ノオ



特集や塗りつぶし関係はこちらでやっつけます。
今年の抱負のひとつは『007』シリーズ完全制覇!!
まずはシリーズ一本目のこれいきます。




007/ドクター・ノオ(1962)アメリ
原題:Dr.No
監督:テレンス・ヤング
出演:ショーン・コネリーウルスラ・アンドレス、ジョゼフ・ワイズマン、ジャック・ロード、 ロイス・マクスウェルバーナード・リー




スカイフォールが50周年記念作品ってことで、シリーズ一本目の本作は62年の製作。
話の流れは冷戦時代に相応しく、アメリカの宇宙開発を妨害するドクター・ノウを動かしてたのは・・といた展開ですが、はっきり言って内容は二の次かな。




初代ボンド、ショーン・コネリーのダンディなこと。
敵であろうが、袖振り合うも他生の縁とばかりにとりあえずいただく、とことん女好きなボンドのキャラクター、オープニングクレジットもいかしてて、これぞ007と思わせるところが嬉しい。

そりゃね、CGによる補正なんてないわけだからアクションもチャチいしスパイもののトリッキーさもない。ドクター・ノオに至っては、誰がそうなのか途中で確認するくらい存在感がなく怖くもない。
でも研究施設に潜入したとたんSFちっくになるのが楽しいし
放射能汚染とか施設の爆発とか、今観ると絵空事じゃないよなと思える設定もいい。




ソファーで寝てた夫もムックリ起きてきて一緒に観たのだけど
ほら貝を両手に登場したボンドガール(ウルスラ・アンドレス)に大うけw
「マイアミに持っていけば50ドルになるのよ」と貝を離そうとしないハニーに
「素朴~」と大喜びしてました(笑)
当時のは1ドル360円って相場が決まってたから50ドルって言ったら18000円?!
そりゃ高すぎるやろと思うけどその昔日本の円とドルではそのくらい価値が違ったんですよねぇ。時代は変わるものです。
研究施設でズボン付きのチャイナ服に着替え時にはダサいよと思ったけど
終盤はしっかりズボンを脱いで上衣だけとなったときには、流石にわかってると思いました~。って、私は男か(笑)
ちなみに先日記事にした「ベスト&ワースト ジェームズ・ボンドムービー・ランキング」でボンドガールは10点満点。作品も6位と健闘してました。