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映画ノート

【映画】『イコライザー』デンゼル・ワシントンのアクション健在!




イコライザー(2014)アメリ
原題:The Equalizer
監督:アントワン・フークワ
出演:デンゼル・ワシントンマートン・ソーカスクロエ・グレース・モレッツ/ デヴィッド・ハーバー/ ビル・プルマンメリッサ・レオ
日本公開:2014・10/25

トレーニング デイ』のアントワン・フークワと再びタッグを組んだ、デンゼル・ワシントン主役のアクション・スリラー。
80年代のTVシリーズのリメイクだそうです。




デンゼル演じるのは、ホームセンターに勤めるロバート・マッコール。
しかし、こいつ只者じゃなさそうというのは、彼のストイックな生活を映し出す冒頭のショットからも窺えます。
ま、デンゼルさんがそこらの只者なワケはないですけどね。
夜寝付けないマッコールは行きつけのカフェでお茶を飲みながら(ティーバッグ持参w)本を読むのが日課
そこで出会った娼婦風の少女テリーが雇い主から非道な扱いを受けていることを知り、マッコールはある行動に出る・・という話。

 とにかく只者じゃないデンゼル・ワシントンが最強です。
訳あり中年の活躍を画くものとしてはリーアム・ニーソン『96時間』シリーズを思い出しますが
リーアムさんと違ってデンゼルは銃を使わないというのが新しい。
そこらになるものを何でも武器にしてしまうという見せ方は痛快で
クライマックスのバトルシーンなかは、『ホームアローン』かよ!とツッコミたくなったしね。

ただ銃なしに闘おうとすると必然的に距離が近くなり、結構グロいので苦手な方はご注意ください。
クールでストイックでいながら、人との調和を大事にするキャラもデンゼルさんにピッタリ。





若い娼婦テリーにクロエ・グレース・モレッツ
色っぽい服が似合わないのは健康的なポチャ体型だからかな。
でもデンゼルさんの正義感を呼び覚ますのに十分な可愛らしさ。

キモいケビン・スペイシー風のロシア・マフィアはなかなか頑張ってた。
監督の演出は今回もデンゼルのうまさを引き出すことに成功してますね。
でもデンゼルの独り舞台にせず、冴えない同僚にも活躍の場を与えているのがホッコリ。

もしかして続編あり?