【映画】『パンプキンヘッド』可愛くないし
ハロウィンに異性に着て欲しい衣装というアンケートで、男女共に上位にランキングされたのが「かぼちゃ」らしい。ということでハロウィン・ホラー祭り最後の作品はこれ。
パンプキンヘッド(1988)アメリカ
原題:Pumpkinhead
監督:スタン・ウィンストン
出演:ランス・ヘンリクセン/シンシア・ベイン/リー・デ・ブロー/ジョン・ディアキーノ
田舎町で雑貨店を構える主人公エド(ランス・ヘンリクセン)は街から来たバイク集団に子供を殺された。
復讐を誓うエドは魔術使いの老婆を訪ね、伝説の怪物パンプキンヘッドを蘇らせる・・
息子を殺された男が、パンプキンヘッドという怪物の手を借りて若者たちに復讐するという話。
本作が監督デビューとなるスタン・ウィンストンは、『シザーハンズ』『ターミネーター』『エイリアン』などの特撮や特殊メイクの分野で活躍するメークアップ・アーティストとのこと。
↑ウィンストン監督 クリーチャーと一緒に
ハロウィンにかぼちゃの仮装をする人は、可愛らしめのものを考えてるのかもだけど
この映画に登場するモンスターはエイリアンと妖怪人間ベムを掛け合わせた(牛かw)ような強面さんで
お世辞にも可愛いとは言えない(笑)
エドが若者に怒りを爆発させるのは、彼らが息子をバイクで撥ねただけでなくその場から逃げたから。
しかし、パンプキンヘッドのあまりの残忍さに、ふと我に返るエド
彼がパンプキンヘッドにどう対峙するのかが後半の見所になるわけですが
パンプキンヘッドはエドの復讐心の化身 というのが、悲しい余韻を残すホラーでした。
おそらくは「悪いことしたらパンプキンヘッド来るぞー」みたいな昔語りから生まれた話なんでしょう。
でもモンスターが登場するこの手のホラーにしては辛すぎるよ。うん。
息子ちゃん可愛すぎたもの
と言うことで、ハロウィンホラー祭り終了~。
本当は今回の祭りで取り上げたかったものがあって、それがこれ。
はい、『死霊館』のスピンオフ『アナベル』のアナベル人形ですね。
これ観たかったんだけど監督はジェームズ・ワンじゃないし、評価も悪そうだったので劇場スルー。
来年のコスチュームにいかが?
明日はいよいよハロウィンです。
今年はどんなコスチュームで来てくれるかな。
小さい子はみんなアナ雪じゃなかろうか(笑)