【映画】アデライン、100年目の恋
お久しぶりです。
ばたばた出かけて挨拶も出来ずじまいでしたが、10日ほど帰省してまして
昨日戻ってきました。
今日は機内で観た映画から、日本では10月に公開予定の『アデライン、100年目の恋』を紹介します。
アデライン、100年目の恋(2015)アメリカ原題:The Age of Adaline監督:リー・トランド・クリーガー日本公開:2015/10/17
あることから29歳のまま老化が止まってしまった女性の物語。
夫を仕事の事故で亡くし、娘を一人で育てるアデラインですが、実際の歳よりもはるかに若く見えることから年々不都合が生じてくる。そのため10年ごとに名前を変え、別の人物として生きる人生を送っています。
アデラインを演じるのは『野蛮な奴ら』で2人のイケメンに愛される女性oを演じた
これまで綺麗なのにあまり印象に残らない女優さんでしたが、本作では知的で気品のあるアデラインを演じていて素敵です。
彼女が歴史に強いのはそのときを実際に生きてきたから。
読んだ本の数も普通の人の比じゃないわけで、『恋はデジャ・ブ』のビル・マーレイよろしく時間を重ねた故の教養もある。おまけにこの美貌ですから男性は放っておかない。
けれどアデラインは秘密を守るため恋を諦め、愛犬と孤独に生きるわけなんですね。そんな彼女がある日出会った男性(ミキール・ハースマン)に心惹かれてしまう。
タイトルにもあるように、これはアデラインの100年目の恋を描くお話です。
綺麗なままでいられるなんて素敵なことだと思うのだけど、本当にそうなるとやっかいなことがいっぱいらしい。普通に歳をとることが実はとても大切なことだと気づかされます。
過去のエピソードには時代を感じさせる映像技術も使われていて、時代時代に収まるブレイク嬢が美しい。
おとぎ話のようなアデラインの恋の落としどころも良く、心地よい余韻を残す映画でした。
ところで、今回の帰省は義父の米寿を祝うためでした。
父は車もバリバリ運転するし漁船も操るかくしゃくのスーパー老人!
まさかどこかでアデラインと同じ能力を手に入れたってことはないと思うんですがw気ままに漁を楽しみ、年金に手を付けなくても暮らせる88歳って凄いよね。
30年後には私たちが父に介護してもらってるかもw
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映画「アデライン、100年目の恋」 監督リー・トランド・クリーガー
アメリカ在住ブロ友さんの記事を拝見して 楽しみにしていた作品 どちらかというと女性向き(?)なしっとりと静かな作品 何よりヒロインが品があって知性的 物静かだけれど芯の強さを感じさせる そんなアデラインを素晴らしく演じていた・・・そんな印象です 目立たないように地味な装いが より彼女のクラシカルな雰囲気を強調している というか 彼女が かつて愛しあった男性を演じるハリソン・フォ...
アンダンテ また旅日記♪2015/10/18(日) 午後 7:54
「アデライン、100年目の恋」は美形ヒロインと怒涛のラストにインパクトあり。
今回は、新作の「アデライン、100年目の恋」を川崎の川崎チネチッタ1で観てきました。ここはチネチッタでも1番小さな劇場なんですが、最後列でないとスクリーンが大きすぎて見づらいという変な作りの映画館。今風のシネコンではまずお目にかかれない劇場になってます。 1908年生まれのアデライン(ブレイク・ライヴリー)は、結婚して娘ももうけたのですが、夫を事故で失い、29歳の時、彼女自身も車を運転中、川に落ちて死にかけます。その時、彼女に稲妻が落ちて、大復活。さらにその副作用で歳をとらなくなってしまい