しまんちゅシネマ

映画ノート

マイベスト映画 2016

 遅くなりましたが、恒例の映画トップ10を選んでみました。
DVDで観たものも、日本公開の時期とあまり変わらないものが多いので
今回はDVD、劇場の区別をしていません


まずは
第1位
ラ・ラ・ランド
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ミュージカルは苦手分野ではあるんですが、センチメンタルな楽曲、ファンタジックな映像
終盤の目くるめく幸福感と静寂の構成の妙に圧倒され、やっぱりこれが一番でしょう。
間違いなく2016年を代表する映画だと思います。


第2位
最後の追跡
銀行強盗を繰り返す兄弟を老警官が追う現代版西部劇
テキサスの田舎町ののどかさと緊張のコントラスト、刹那と人情の兼ね合いなど、ドライな空気感の元繰り広げられるドラマが秀逸。

第3位
ブルックリン
時間が経ってしまったけれど、前年度のオスカー候補作品中、最も自分にしっくるくるドラマでした。


第4位
手紙は憶えている
クリストファー・プラマーが手紙を頼りに復讐を果たそうとする認知症の老人を好演。
残酷な映画ではあったけれど、「忘れてはいけない」過去を叩きつける構成に唸った一本。

第5位
ハクソ―リッジ(原題)』
沖縄を舞台にした戦争ものであり、日本人としては「好き」と言いにくい部分もあるけれど、戦場で仲間を救うために奔走する救護兵の活躍を文句なしのエンタメ作品に仕上げていて見ごたえあり。

第6位
ブリッジ・オブ・スパイ
今回機内鑑賞した一本
ソ連のスパイと弁護人、両者のその道の「プロ」だけが分かち合うことのできる信頼と友情の描き方がいい。マーク・ライランスの佇まいが素晴らしかった。

第7位
ザ・コンサルタント』
ベンアフの最強だけどすっとぼけた感じがたまらずいい

第8位
あん
希林さんの儚げな笑みに涙が溢れて仕方なかった

第9位
みかんの丘
グルジアを舞台に、老人に命を拾われた敵兵同士が、同じ屋根の下暮らし始めるというユニークな設定で描く傑作戦争映画。

第10位
シン・ゴジラ
これも機内で観た一本。
特にゴジラ好きでもないのだけど、日本人が核使用を回避しようと、心一つに奮闘する姿に妙に感動してしまった。



まだ記事にしてないものも入れましたがこんなところです。
2016年も充実した映画生活でした。


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