しまんちゅシネマ

映画ノート

ナイトミュージアム


2006年(米) 監督:ショーン・レヴィ 出演:ベン・スティラーカーラ・グギーノロビン・ウィリアムズディック・ヴァン・ダイク スティーヴ・クーガン【ストーリー】気のいい夢想家ラリー・デイリー(ベン・スティーラー)は、自然史博物館の深夜の夜警員という、つまらない仕事に見えた仕事を引き受けた。だが、ラリーの警備中に異様なことが起こり始める…。展示物が魔法を使ったように生き返り、みんな、みんな動き出したのだ!
■感想
これは初出場1位を獲得したベン・スティーラー主演のスペクタクル・コメディです。

主人公ラリーに扮するのはベン・スティーラー。
意気込みばかり立派、でも仕事もすぐにクビになってしまうラリー。
妻とは離婚し、10歳の息子の信頼も失いがち。

そんな彼が藁をもつかむ思いでミュージアムの夜警の仕事を得たものの。。。
夜になると、そこではとんでもないことが起こっていたのです。

いやー、面白かったですよ。
CGには慣れっこになってて、少々の映像ではもう驚きませんけど、
この作品はプラスα。ユーモアと暖かさが満載なのが良かったです。


ミュージアムで色んな展示物が動きだす。
ラリーはなんとか彼らを制御する方法を考えなければならないというわけ。

史実や歴史上の人物の特徴をうまくユーモアに活かしている点も面白い。

ベン・スティーラーって、いまやアメリカのトップコメディアンですね。
あまりいい作品に恵まれてませんでしたが、本作は間違いなく彼の代表作になるでしょう。

この作品、米ヤフーの評価をみると、映画批評家と一般視聴者とで大きな差がありました。
批評家受けしない作品なのかなぁ。
観てて楽しいし、最後には親子の絆や、頑張ってやり通すことの大切さを教えてくれる
お約束のテーマだけど、一般人には大受けでしょう。

日本公開は3月です。


★★★★☆