しまんちゅシネマ

映画ノート

ビッグ


1988年(米) 監督:ペニー・マーシャル 出演:トム・ハンクスエリザベス・パーキンス/ロバート・ロジア/ジャレッド・ラシュトン 【ストーリー】カーニヴァルの夜、望みをかなえる魔王のボックスにコインを入れ「大きくなりたい」と願い事を告げたジョッシュ。なんと翌朝目覚めると少年からオトナに成長していた。親友の協力によって玩具メーカーに職した主人公だったが、持ち前の自由な発想が社長に認められめきめき昇格していく……。
■感想
80年代のトム・ハンクスの作品では一番好きなのがこれ。久しぶりの鑑賞です。


願い事を口にしたばかりに、いきなり13歳の子供から大人になってしまったジョッシュ君。
玩具メーカーで働き始めた彼は、子供ならではのアイデアで社長に認められることになります。
どこかの国の3歳の子供がおもちゃ会社で雇われてるって話がニュースになってませんでしたっけ?
子供の感性って貴重。大人になると忘れてしまうんですよね。。

さてさて、見た目大人のジョッシュ君、やがて同じ会社に勤めるスーザンと恋に落ちてしまいます。
実際には13歳なのに・・・。おませです。
彼らの恋の行方は。。

ジョッシュを演じるトム・ハンクス、上手いですよね。お顔もすっきり。
首をすくめたり、ちょっとした仕草に子供らしい無邪気さを演出してます。
いつの間にやらビッグになってしまった現在のトムにこれやらせても気持ち悪いだけかも(汗)

恋人スーザン役のエリザベス・パーキンス。当然だけど若いわ~。
理想の恋人.comではさすがに老けたと感じましたが。。
っていうか、西洋人老け過ぎでしょ。日本人より10歳は老けて見えますよね。

あ、話がそれました。

ラストシーンが良かったですね。
現実を見つめようとする二人がなんだかけなげで泣けてしまいます。
最後にジョッシュを見て微笑むエリザベス・パーキンスの表情がすごく好き。

子供同士の友情、子供を心配する親の気持ちなどもにジーンとくるものがありました。
ファンタジックで暖かい素敵な作品です。

社長と多きな鍵盤を足で演奏する名シーン。思わず拍手~!!
しかもこの曲、最後に流れる主題歌でしたね。



★★★★☆