しまんちゅシネマ

映画ノート

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!


2006年(イギリス)監督:エドガー・ライト出演:サイモン・ペグ/ニック・フロストティモシー・ダルトンビル・ナイ【ストーリー】ロンドンで驚異的な実績を上げるエリート警官エンジェルは、優秀すぎるあまり組織内で妬まれ、地方の田舎町サンドフォードへと左遷される。平和なサンドフォードで、これまでと同様に犯罪を摘発しようとするエンジェル。ところが、平和なこの街では、警官も大した仕事がなくダラダラとした毎日。そんな中、残忍な殺人事件が起こり・・。
■感想

「ショーン・オブ・デッド」のメンバーで繰り広げるポリスアクションコメディ!


おばかゾンビコメディの「ショ―ン・オブ・ザ・デッド」の笑いがツボだったので、
これも楽しみにしていた一本です。

「ショーン~」でゆるーい主役を務めたサイモン・ペグ
今回は優秀すぎて、職場の反感を買ってしまうという設定自体笑えるでしょ。

検挙率ナンバーワン。膨大な調書書きもなんのその。
ペンを走らせる指を鍛えるためにエクスパンダーでのトレーニングもおこたりません。(爆)

超多忙なロンドンから、平和な田舎町サンドフォードに飛ばされたサイモン・ペグ(エンジェル)。

ここでは20年間殺人が起きてないらしい。舞い込んでくる仕事は逃げた白鳥の捕獲だったり(笑)


そこで出会うのが署長の息子であり、ユルユル警官のニック・フロスト! 出ました!!
ショーンのコンビ再びそろい踏みです。


そんな平和なサンドフォードで残忍な殺人事件が起こります。
なんと、殺されかたがグロイです。ゾンビ映画真っ青。。さすがエドガー・ライト監督です。
犯人を追ううちにエンジェルは町のとんでもない秘密を知る事になるのですが、、。

犯人と対決する後半はアクション満載です。
映画オタクな警官ニック・フロストが薦めるのが「ハート・ブルー」と「バッドボーイ2バッド」。
映画のパロディ満載なんですね~。


で、よーく観ると他の出演者も「ショーン~」のゾンビやってた人だったりするみたい(笑)
ピーター・ジャクソンケイト・ブランシェットも出てるみたいだったけど、、分かりませんでした。また観直してみます!

この映画にはたくさんのトリビアがあって、挙げたらキリがないんですが、エンジェルの警察ナンバーが777。
これは悪魔の数字が666で代表されるように、天使(エンジェル)を意味する数字であるらしいです。

でもって出演者の一人ティモシー・ダルトンだけがエンジェルをこの登録ナンバー777で呼ぶのですが、
言うまでもなく、ティモシー・ダルトン007スターだったからですね。

これ、かなりブラック。この監督の笑いのセンスは好きだなぁ。
「ショーン~」ほどはじけてはないものの、前作を彷彿とさせるシーンもあり、ファンは絶対楽しめると思いますよ~。


日本ではまだ公開の情報ありません。DVDスルーかなぁ??





★★★*☆