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映画ノート

パンチドランク・ラブ


オスカ―特集10日目。監督賞候補 ポール・トーマス・アンダーソン!!


監督賞候補2日目の今日は、ダニエル・デイ=ルイスの演技が話題の「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」でノミネートを果たしたポール・トーマス・アンダーソン監督です。代表作には 「ブギーナイツ 」 (1997)、「マグノリア」(1999)、「パンチドランク・ラブ」(2002)がありますね。

どれも未見だったので、今回は「パンチドランク・ラブ」を観てみました。^^;

2002年(米)監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン出演:アダム・サンドラーエミリー・ワトソンルイス・ガスマンフィリップ・シーモア・ホフマン/   メアリー・リン・ライスカブ【ストーリー】ロサンゼルスのサン・フェルナンド・バレー。バリー・イーガンは、相棒のランスと共に倉庫街でトイレの詰まりを取るための吸盤棒をホテル向けに販売している。突然キレたり泣き出したりと、精神に問題を抱える彼の最近の関心事は、食品会社のマイレージ特典を利用して無料で飛行機に乗ること。そんなバリーはある朝早くから出社すると、隣の修理屋へ車を預けにきたという女性リナと出会う。実は彼女はバリーの姉の同僚で、バリーの写真を見て一目惚れしてしまい、車の修理を口実に様子を見に来たのだった。やがて2人の仲は親密になっていくのだが…。
■感想
や、やばい‥^^;

なんと言いましょうか。
主演のアダム・サンドラー。やっぱり苦手かも。。

なんかつかみ所のない映画ですよね~。
いきなり大破する車。バンから落とされるオルガン。‥なんだこりゃ。なんですわ。

アダム演じる主人公バリーは、いきなり泣き出したり、爆発してものに当たったり。。はっきり言って病気。

そんな彼がエミリー・ワトソン演じるリナに出会って恋をする。

ダメダメ男の代表みたいなバリーでも自分を愛してくれる存在を得ることで、変わることが出来るという作品でしょうか。
冒頭の車の大破も、大きなオルガンも、きっとバリーの心の中を暗示するものなんでしょうけど
うーーーん。。 唸っちゃいますね~。

展開はエキセントリックだけど、二人の行き着く先はとってもピュアな世界なんだ、、というのは分るんですよ。

でもね、でも、、やっぱりこれは好みの問題でしょう。私にはどうにも居心地が悪かった。
フィーリングが合わないとしか言いようがないのです。


ブロンドのエミリー・ワトソンはいつもより可愛いと思ったんですけどね。
フィリップ・シーモア・ホフマンさんも出てます。悪い人でした。

すみません。監督賞ノミネートの監督さんの代表作を紹介するのに、こんなレビューで。
だって、こんな作品だと思わなかったんですもん。

ですが、これ、カンヌで監督賞を受賞してますね。世間一般には評価が高い作品なのかもしれません。

‥「マグノリア」を観れば良かった。。



★★★☆☆