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映画ノート

オスカー前哨戦、早くも混沌?


12/4にナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞、12/8にワシントンDC映画批評家協会賞が発表になりました。
オスカー前哨戦の本格スタートですね。

それぞれの結果、主なものは以下の通り

【ナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞】

・作品賞 「スラムドッグ・ミリオネア(原題)」

<トップ10>(順不同)
  ■「バーン・アフター・リーディング(原題)」
  □「チェンジリング
  □「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
  ■「ダークナイト
  □「DEFIANCE」
  □「フロスト/ニクソン(原題)」
  □「グラン・トリノ
  □「ミルク(原題)」
  ■「ウォーリー」
  □「THE WRESTLER」

外国語映画賞 「モンゴル」
 <トップ5>(順不同)
  ■「そして、私たちは愛に帰る
  □「LET THE RIGHT ONE IN」
  □「ROMAN DE GARE」
  □「A SECRET」
  □「WALTZ WITH BASHIR」

・ドキュメンタリー賞  「MAN ON WIRE
・主演男優賞  クリント・イーストウッド  「グラン・トリノ
・主演女優賞  アン・ハサウェイ  「Rachel Getting Married」
助演男優賞  ジョシュ・ブローリン  「ミルク(原題)」
助演女優賞  ペネロペ・クルス  「ヴィッキー・クリスティーナ・バルセロナ(原題)」
・アンサブル賞  「DOUBT」
・ブレイクスルー男優賞  デヴ・パテル  「スラムドッグ・ミリオネア(原題)」
・ブレイクスルー女優賞  ヴィオラ・デイヴィス  「DOUBT」
・監督賞  デヴィッド・フィンチャー  「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
・新人監督賞  COURTNEY HUNT  「Frozen River」
・脚色賞  「スラムドッグ・ミリオネア(原題)」&「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
脚本賞  「グラン・トリノ
・アニメ賞 「ウォーリー」

作品賞、外国語映画賞にトップ10、トップ5として作品を選んでいるが面白いですね。
これは来年に向け、ぜひ観ていきたいところです。

【ワシントンDC映画批評家協会賞】

・作品賞 「スラムドッグ・ミリオネア(原題)」

・監督賞    ダニー・ボイルスラムドッグ・ミリオネア(原題)」
・主演男優賞  ミッキー・ローク「THE WRESTLER」
・主演女優賞  メリル・ストリープ「Doubt」
助演男優賞  ヒース・レジャーダークナイト
助演女優賞  ローズマリー・デウィット「Rachel Getting Married」 
・ブレイクスルー演技賞  デヴ・パテル「スラムドッグ・ミリオネア(原題)」
・アンサンブル演技賞「Doubt」
美術賞「「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
脚本賞  ジェニー・ルメット「Rachel Getting Married」    
・脚色賞  サイモン・ビューフォイ「スラムドッグ・ミリオネア(原題)」
・アニメーション映画賞 「ウォーリー」
外国語映画賞  「LET THE RIGHT ONE IN」
ドキュメンタリー映画賞「MAN ON WIRE


うわーーーーい!
やりました。ヒース・レジャー助演男優賞!!!

でもナショナル・ボード・オブ・レヴューでは「ミルク」のジョシュ・ブローリンだ~。
昨年の「ノーカントリー」ではハビさんに美味しいとこ持ってかれて影が薄かったけど、今年は大活躍。
うむむ、ヒースに強敵が現れるのは考えてなかったです^^;

主演男優賞にクリント・イーストウッド!! これもビックリです。
彼は監督賞とダブル受賞の可能性もありですよね~。

作品賞の「スラムドッグ・ミリオネア(原題)」は強そうかな。
早く観たいんだけど、まだ近くではやってない。早く拡大公開されないかな。

「Rachel Getting Married」の脚本家ジェニー・ルメットシドニー・ルメット監督の娘さんのようです。

アニメの「ウォーリー」は文句無しでしょ。




とにかく主演、助演ともまだまだ混沌といったところでしょうか。
楽しみです。