しまんちゅシネマ

映画ノート

ノウイング


関連映画祭り 8本目!

さて、昨日の『未知への飛行』の繋がりとなる今日は、、
もし今の時代に、核戦争なんて起こったら、それこそ地球滅亡に繋がるよな ってことで
地球の滅亡 ディザスター系『ノウイング』です
2009年(米)監督:アレックス・プロヤス原案:ライン・ダグラス・ピアソン出演:ニコラス・ケイジローズ・バーン/チャンドラー・カンタベリー/ララ・ロビンソン/ベン・メンデルソーン   ナディア・タウンゼンド/D・G・マロニー【ストーリー】MITの宇宙物理学者ジョンの息子ケイレブが通う小学校では、50年前に埋められたタイムカプセルを掘り起こす記念式典が執り行われた。当時の生徒たちが想像する未来図が在校生に配られ、ケイレブは数字だけが羅列された一枚の紙を持ち帰ってくる。それに興味を抱いたジョンは、数列に意味があるのではないかと調べ始める。すると、彼の妻が亡くなった2年前のホテル火災の日付や犠牲者数など、過去に起きた大惨事にまつわる数字と一致していることに気づく。さらにその紙には、未来の大惨事を思わせる数字も残っていた。
■感想
アイ、ロボット』『ダーク・シティ』のアレックス・プロヤス監督によるディザスター・パニック映画ですね~。
一人の少女が残した謎の数字。50年経って、タイムカプセルから出て来たその紙切れを目にし
主人公のニコラス・ケイジが数字の示す意味に気付くんですね。

これは予言!
そして残された最後の文字の持つ意味とは!!



題材は面白いですよね。掴みもいいし、災害の映像も迫力!
事故の瞬間なんて部屋がビビビビと振動した~!



でも突っ込みどころは満載です。
まず、地球に迫る危機に、専門家はもっと早く気付くだろ。

多分にご都合主義なところも気になるし
符号的なもの(例えば黒い石)でミステリアスに演出してるけど、もう一つ意味をなさないところが残念だったり。

しかも、これってSFだったんですね。
こうなるとやっぱりツッコミ入れたくなるんだけど、これ以上は控えますね^^;

ニコラス君は最近こういう、馬鹿にスケールの大きい映画に出演する傾向よね。

今回も、妻を事故で亡くし、妻の死の瞬間を感じることも無く過ごしていた自分を責め、宗教さえ拒絶し
仕事にも、暮らしにも何のよりどころも感じられなくなった、抜け殻のような大学教授。

もしも虫の報せのようなものがあったら、妻を死なせずに済んだかもしれない。
そんな思いが、「大災害から人を救いたい」というエネルギーを生みます。
それまでのヘロヘロの状態から一変、一人奔走!
ってことになるんですが、、でもやっぱり外観的にヘタレなのよね。。
やっぱ  髪型? (*>∀<*)あ、失礼。

繰り返すけど、題材はいいんです。
いつの日か、地球が消滅し、人類が滅亡する日は来るでしょう。

そんな時にどんな風に過ごすか。。
できれば愛する家族とともに、静かに抱き合って‥そう思うしね。

監督がSF筋の方なので、これもありだと思うけど、
どうしてもそっち系になると、現実味が失せてしまうのは致し方ないですね。

それでも、まずまず楽しめました。



★★★*☆



o^)丿