しまんちゅシネマ

映画ノート

スマイル・コレクター


2007年(フランス)監督:アルフレッド・ロット出演:メラニー・ロラン/エリック・カラヴァカ/ジル・ルルーシュ/ジョナサン・ザッカイ/セリーヌ・サレット   ナタリー・リシャール/ステファーヌ・ジョベール/アントワーヌ・オッペンハイム/アレクサンドル・カリエール
■感想
バスターズと一緒に Kill Natiz!は終りましたが、今日はその関連ということで
『イングロ~』で映画館の女経営者ショシャナを演じたメラニー・ロラン主演の猟奇殺人もの
フランク・ティリエ原作『死者の部屋』の映画化です。

メラニーが演じるのは巡査長リューシー。
失業中の男2人は、憂さ晴らしのドライブ中に、見知らぬ男を撥ね殺してしまう。
死んだ男が持っていたバッグには、200万ユーロの大金が・・・。それは誘拐された娘の身代金だった。
撥ねた男たちの一人は自首しようと訴えるものの、ついには金欲しさに撥ねた男の死体を遺棄し金も頂いちゃう。


身代金の受け渡しが出来なかったことで娘は死体で発見されます
なんとその死体は顔に微笑みを浮かべ
アナベル人形のように髪を整えられ、ドレスを着せられていたんですね。
そして新たな少女誘拐事件が・・・。

リューシーは、人手不足の為、事件の捜査に駆り出され
ひき逃げ事件と、誘拐殺人事件の犯人像を割り出していくんですが。。
プロファイリングを独学で学んでいて、これがジョディ・フォスター並の鋭さw

映画的にも『羊たちの沈黙』に似たダークな雰囲気で何気にグロいシーンも。
事故を起こした二人の男たちの結末
犯人の動機にまつわるお話、そこにリューシー自身のトラウマが絡んでくるんだけど
個人的には犯人の過去とリューシーの過去がごっちゃになっちゃって、そこがちょっと分かりづらい。


メラニーは髪ひっつめのすっぴんのシングルマザーで美しさを封印
ところが何故かシャワーシーンがあって、そこだけ何気にセクシー(笑)
首のほくろと同じようなほくろが左の乳房にもあるんですね~。
美しさ封印とは言っても、瞳の美しさは印象的、やっぱり可愛いですよね。
でもふとミスター.ビーンに見えてしまうのは私だけかな∑(゚ω゚ノ)ノ

事件解決ですっきりとか、ほーっと唸るような展開があるわけではないけど、それなりに楽しめます。

★★★*☆