イスラム圏の服装、その他

今滞在中のホテルは中流といった風で、インターナショナルな前のホテルに比べると
宿泊者もイスラム圏の方が多いように思います。

細かいところにもそれは現れていて、
前のホテルでは引き出しの中にひっそりと入れられていた、メッカを示す矢印は天井に。
朝食にも豚肉は見当たらず、ソーセージでさえもチキン（食べてないけど初めて見た）。
ルームサービスのメニューからもポークを使った料理は見当たりませんでした。
前のホテルの時に面白かったのは、ルームサービスのメニューには、ベーコンなど普通にあるものの、ポークが使われてるものにはボールペンで線が引かれ、×がつけられてたんですよ。多分ムスリムの方が、「これは食べられない」、もしくは「けしからん」という具合にチェックしたんでしょうね（笑）

そしてクローゼットの中にはお祈り用のマットが。
ムスリム以外は使わないでくださいとの表示があります。
ここではイスラム教の寺院が近くにあって、一日に数回お祈りの声が聞こえてきます。
まるでテンポの遅い盆踊りの囃しのようであり、カラオケのようでもあり（笑）
時間ごとに詠い人は違うようで、良く通る声のときもあれば、そうでないときも。

トップの写真はムスリムの女性の服装。
以前の記事で載せた、デパート前のコーヒーカップ様の噴水の前で撮りました。
女性の場合、身体を隠す目的で、スカーフのようなものを被るスタイルが多いですが
下はジーンズなどラフな服装をしてる方が多いですね。
ただし露出は控えめで暑い地域だけど長袖の人が多く、中国系のように短パン姿の人は見ません。

そもそも女性が身体を隠すのは、近親者以外にプライベートゾーン（ってどこまで？ｗ）
を見せないようにするという考えからで、男尊女卑の表れでもあります。
マレーシアでは一夫多妻制。男性は４人まで奥さんを持つことができるんですよ。
男性諸君、羨ましい？　
でもどの妻にも同じように経済援助をしなければならず、お金がないと難しそう。
そんなわけで、夫の会社の友人は法律上は妻が二人、秘密の妻が二人なんだそうです＾＾；
マレーシアには住めないわ（笑）