しまんちゅシネマ

映画ノート

シン・シティ



■感想
見かけて途中でやめてる映画がいっぱいあって、、そういうのをなくさなくっちゃと思う今日この頃。
これもあちこち観てますシリーズの一本ですが
アイアンマン2』公開記念ということで、悪役を演じるミッキー・ロークに注目!で本作をチョイス。
 
これはご存知のように原作者のフランク・ミラーにタラちゃんロドちゃんが絡んで
グラフィックノヴェルの世界をスタイリッシュに描くクライムアクションです。

ミッキー・ロークが演じるのは醜い容姿に頑強なボディのマーヴ。
ミッキーと言われても分からないほどの特殊メイクを施してるものの
醜さのため世間に酷い仕打ちを受けながら、唯一ゴールディへの愛を胸に秘め
復讐に燃える刹那な男を好演しています。
その敵となるのが、これまた言われないと分からないメガネ姿のイライジャ・ウッド
いや、笑ってしまうほど不気味でした(笑)
 
この映画でスペシャル監督的なクレジットとなってるタランティーノですが
彼が監督したシーンはクライヴ・オーウェンベニチオ・デル・トロの車のシーンだけなんですね。
そそ、デル・トロの額にピストルが刺さってるあのシーン(笑)
声の調子を変えて喋るデル・トロには爆笑、さすがタラちゃんの演出ですな。
 
特記すべきはモノクロにパートカラーのスタイリッシュな映像と
豪華出演者の意外なお姿。
あり得ないアクションもありのコミックの世界だけど
愛と復讐がしっかり描かれててノアールしてるからカッコいい!!

出演者はみんなはまってたけど
ジェシカ・アルバのセクシーダンスはいいね。
何気にロザリオ・ドーソンのSな発言にウケました(笑)