しまんちゅシネマ

映画ノート

キック・アス


2010年(イギリス/アメリカ)
監督:マシュー・ヴォーン
出演:アーロン・ジョンソン/クリストファー・ミンツ=プラッセ/マーク・ストロング/クロエ・グレース・モレッツ
ニコラス・ケイジ
■感想
日本はお盆休みということで。(こちとら関係ないですがw)ちょっと楽しげな映画を2.3。

今日はブラッド・ピットがプロデューサーを務め、全米ナンバー1に輝いたコメディー映画『キック・アス
これもアメコミの作品らしいですね。
 
スーパーヒーローに憧れる高校生デイヴ(アーロン・ジョンソン
ネットショップで購入したヒーローコスチュームに身を包み、
偶然遭遇した街のチンピラと格闘する姿がyoutubeで配信され、一躍有名に
 
ひょんなことから麻薬ディーラーのアジトに向かい果敢に立ち向かうデイヴだったが
その危機を救うのがひそかに悪の組織に立ち向かうコスチューム姿の父子の姿が・・・

バットマンそっくりのコスチュームで登場する父(ビッグ・ダディ)にニコラス・ケイジ
ヒット・ガールこと娘ミンジークロエ・グレース・モレッツ
とにかくこの子役ちゃんがウルトラクールでカッコいいのだ。
やくざな麻薬ディラーたちをバタバタとやっつけちまう、アクションもカッコいいけど
グロさも相当なもの^^;
この映画の評価が真っ二つに分かれてるのは、こんな小さな(11歳くらいの設定)女の子が
グロく大人を殺しまくるとところを問題視する向きがあるから。それも仕方ないとこですかね。
確かに私も何度もお口あんぐりになるくらい
ゾンビ映画以外で、こういう描写はあまりないなぁと思う映像があるけど、まぁそれが楽しい(笑)
 
最近はそこらへんにいそうな普通の男の子を主役に据えるものが流行ってるけど
ヒーローに憧れる普遍の気持ちがこの映画をヒットさせたんでしょうね。
メディアを利用したコンセプトがいかにも今風で、若者のハートにバズーカ砲をぶっ放すこと間違いなし。
 
ヒット・ガールを演じるクロエちゃんは『ぼくのエリ』のリメイク版のヒロインも勤めます
たれ目がキュート。その容貌とエグさのギャップがたまらない。
一気にブレークしそうです。
悪の親玉にマーク・ストロング 何をやらせてもうまいな
日本では来年公開となるようですが、
9月16日にはしたまちコメディ映画祭in台東の「映画秘宝まつり」での上映が決定してるそうです。
オタクなあなた、見逃せませんよ
 
新しい面白さです。私は好き
 
今年のハロウィンには「キックアス」なガキんちょがいっぱい出てきそうw