穴
1960年(フランス)
監督:ジャック・ベッケル
出演:ジャン=ケロディ/フィリップ・ルロワ/ミシェル・コンスタンタン/マルク・ミシェル/レイモン・ムーニエ/カトリーヌ・スパーク
舞台は警備の厳しい刑務所の一牢獄。
4人の囚人は地下にトンネルを掘って脱獄する計画を練っていた。
そこに新顔が入獄。迷いながらも新顔に計画を打ち明け、5人で穴掘りに着手する・・
4人の囚人は地下にトンネルを掘って脱獄する計画を練っていた。
そこに新顔が入獄。迷いながらも新顔に計画を打ち明け、5人で穴掘りに着手する・・
いやはや、脱獄ものにドキドキはつきものだけど、この緊張たるや、半端ないですね。
大概の脱獄映画は囚人同士の友情が描かれたり、笑いが盛り込まれてたりするよね。
ところがこれには、息抜きというものがない。
大概の脱獄映画は囚人同士の友情が描かれたり、笑いが盛り込まれてたりするよね。
ところがこれには、息抜きというものがない。
とにかく掘る、ひたすら掘る 掘る
しかも結構大胆に音立てたりするもんだから、見つかるやーーん、って気が気じゃないのね。
この牢獄の部屋は、鉄格子じゃなく、外からは中が見えないんだけど
逆に言うと、中から外の様子も見えないわけで。。これが緊張をあおる。
見張り役がドアののぞき穴から、歯ブラシの先に鏡を付けたもので、外を窺う際も
角度に制限があるから、ドキドキするんですよ。
しかも結構大胆に音立てたりするもんだから、見つかるやーーん、って気が気じゃないのね。
この牢獄の部屋は、鉄格子じゃなく、外からは中が見えないんだけど
逆に言うと、中から外の様子も見えないわけで。。これが緊張をあおる。
見張り役がドアののぞき穴から、歯ブラシの先に鏡を付けたもので、外を窺う際も
角度に制限があるから、ドキドキするんですよ。
他に、映画の見所としては、無から有を生む脱獄道具の工夫、
仲間間での心の探りあい など
仲間間での心の探りあい など
ストイックな穴掘り作業そのままに
驚くほどにストイックな作品でしたね。
驚くほどにストイックな作品でしたね。
BGMはなく、ひたすら響く穴掘り、金属を削るなどの効果音、
モノクロ映像も緊張を高めました。いやはや、心臓に悪い
監督さんは、この映画を撮り終えて、2週間後にお亡くなったそうで。
やっぱり、心臓に悪かったんじゃ?^^;
モノクロ映像も緊張を高めました。いやはや、心臓に悪い
監督さんは、この映画を撮り終えて、2週間後にお亡くなったそうで。
やっぱり、心臓に悪かったんじゃ?^^;
ちなみに5人のうちの一人は、実際に脱獄歴のある囚人さんですって。