しまんちゅシネマ

映画ノート

HOUSE ハウス


 
1977年(日本)
監督:大林宣彦
出演:池上季実子大場久美子神保美喜笹沢左保宮古昌代/南田洋子/松原愛/佐藤美恵子
  
ハロウィン・ホラー祭り 9本目
■感想
さて、ハロウィンも近いので、今月残りは全ホラー特集に切り替えます。
今日は大林宣彦監督の『HOUSE ハウス』

お嬢様学校に通うオシャレ(池上季実子)は、父に再婚相手(鰐淵晴子)を紹介され大ショック
夏休みをパパたちと軽井沢に過ごすのはいや!
オシャレは友人6人を誘い”おばちゃま”(南野洋子)の家を訪れた。
古いお屋敷に住むおばちゃまに大歓迎された7人だったが、
この家・・・何かおかしい!!
 
CF出の大林監督の、長編初監督作品とのこと
初期の作品は、こんなおもちゃ箱みたいだったのね~。
なんとなく、日本の良いところを情緒豊かに描く監督というイメージだったので ちょっとびっくり。
 
本作もホラーというより、ファンタジーコメディ
女子高生に見えない池上季実子はおいといて、
大場久美子神保美貴たちギャルがはじけまくり、さながら飛び出せアイドル(笑)
屋敷で次々に仲間が姿を消し、これはやばい!って頃には
全裸で血の海を泳いでみたり、ちぎれた指でピアノを弾いたりのエログロ満載
ドリフの寸劇のクライマックスを見るようなガチャガチャ加減でしたね
 

アニメや特撮を駆使した、スプーキーな映像も面白かったけど、
三浦友和 若っ!とか、大場久美子イモ?とか
神保美貴 なんでパンツ姿?とか
尾崎紀世彦も、なにやってんの~?だし、登場人物にもいちいちウケたわ~(笑)
後半鰐淵晴子が屋敷を訪れるシーンなんか、いきなりプロモーションビデオだったしねw
 
トマトメーター80%
サム・ライミダリオ・アルジェントと並べ称す人もいて、アメリカでも意外と評価が高いんだよね~
今月ようやくこちらでもDVDリリースされたし、カルト的に残っていく作品かもです。
個人的には、どっちかっちゅーと目がテンだったけどね