愛する人
2009年(米)
監督:ロドリゴ・ガルシア
出演:ナオミ・ワッツ/アネット・ベニング/ケリー・ワシントン/ジミー・スミッツ/サミュエル・L・ジャクソン
いや~、これは良かったです。
本作も養子をテーマに親子の絆を描き挙げる究極のヒューマンドラマでした。
その娘エリザベス(ナオミ・ワッツ)は養子先の父の死後、母親との折り合いが悪く、17歳で自立
弁護士として孤高に生きる女性に成長しています
しかしながら、彼女の中には自分を捨てた母への恨みがあり
彼女もまた、人と繋がりを持ちつことに恐れを感じる孤独な女性。
弁護士として孤高に生きる女性に成長しています
しかしながら、彼女の中には自分を捨てた母への恨みがあり
彼女もまた、人と繋がりを持ちつことに恐れを感じる孤独な女性。
映画はそんな二人が苦悩の中、それぞれの出会いを通じ、
養子という事実に対峙していく姿を描きます。
養子という事実に対峙していく姿を描きます。
厳しい表情のアネットが優しい微笑を取り戻し、
サミュエルさんはどこで出てくるかというと
ナオミ・ワッツの新しい職場の上司。
やがて愛し合うようになるという意外な役どころだけど
慈しむようにナオミを包み込む様子が、これまでとまるで違ったイメージでよかったです。
ナオミ・ワッツの新しい職場の上司。
やがて愛し合うようになるという意外な役どころだけど
慈しむようにナオミを包み込む様子が、これまでとまるで違ったイメージでよかったです。
もう一組、まさに養子を貰おうとする黒人夫婦の姿を平行して描き
養子制度の難しさを見せると同時に、
血の繋がりよりも深いものもあるのだということも感じさせます。
こりゃまた丁寧すぎるなぁと思っていたら、最後にはそれぞれが見事に繋がっていく
その構成も見事でした。
養子制度の難しさを見せると同時に、
血の繋がりよりも深いものもあるのだということも感じさせます。
こりゃまた丁寧すぎるなぁと思っていたら、最後にはそれぞれが見事に繋がっていく
その構成も見事でした。
養子という制度、日本ではあまり身近ではないですね。
というのも日本では堕胎がそれほど罪悪感なく行われるからで
そのあたりは宗教的な違いもあるのでしょう。
養子についての規則などが描かれているのも興味深いところでした。
というのも日本では堕胎がそれほど罪悪感なく行われるからで
そのあたりは宗教的な違いもあるのでしょう。
養子についての規則などが描かれているのも興味深いところでした。
これは女性向けの作品かもしれないけど
とにかく感動。お勧めです。
とにかく感動。お勧めです。
1/15からの公開です