ウェイバック -脱出6500km-
2010年(アメリカ)
監督:ピーター・ウィアー
出演:ジム・スタージェス/エド・ハリス/コリン・ファレル/マーク・ストロング/シアーシャ・ローナン
彼はポーランド人兵士で、スパイ容疑をかけられ、ソ連の強制収容所に送られてしまいます。
そこで出会うのが荒くれモノのロシア人犯罪者コリン・ファレルや、アメリカ人兵士エド・ハリスほかの面々
どうしても妻の元に帰りたいスタージェス君は、収容所からの脱出を計画!
賛同した他のメンバー(コリン演じるバッカはナイフでスタージェス君を脅しての参加ですが)と6人で脱出して、
シベリアからモンゴル、ゴビ砂漠、チベットを通って
約1年かけて自由な国インドに歩いてたどり着くまでを描いたお話なんですね~。
そこで出会うのが荒くれモノのロシア人犯罪者コリン・ファレルや、アメリカ人兵士エド・ハリスほかの面々
どうしても妻の元に帰りたいスタージェス君は、収容所からの脱出を計画!
賛同した他のメンバー(コリン演じるバッカはナイフでスタージェス君を脅しての参加ですが)と6人で脱出して、
シベリアからモンゴル、ゴビ砂漠、チベットを通って
約1年かけて自由な国インドに歩いてたどり着くまでを描いたお話なんですね~。
自然の厳しさに加え、報奨金目的のバウンティハンターが大勢いる極寒のシベリアなんて、
その土地自体がアンエスケイパブルな牢屋みたいなもの。(↑画像は木の皮をマスクにしてます)
それでも6人は寒さに耐え、はたまた灼熱の太陽や渇き、飢えに耐え、ひたすらインドを目指すんですね。
その土地自体がアンエスケイパブルな牢屋みたいなもの。(↑画像は木の皮をマスクにしてます)
それでも6人は寒さに耐え、はたまた灼熱の太陽や渇き、飢えに耐え、ひたすらインドを目指すんですね。
最近ではクリスチャン・ベイルの『戦場からの脱出』もこれに近かったですが
過酷な自然と闘いながらの脱出紀は、時に退屈になりがち
それでもキャラクター設定や、ディテールで魅せてくれるのは、さすがピーター・ウィアーでしょうか。
主演のスタージェス君はまじめで優しく誠実な男。
自分をミスター・スミスと名乗り、ファーストネームを明かさないエド・ハリスは秘密を抱えた男。
面白いキャラだったのは札付きの犯罪者コリン・ファレル
教養もくそもない荒くれモノだけど、知的なスタージェス君に一目置いて、彼のボディガードを申し出る。
これが名のない役者だと、それほど面白みがないのでしょうが、コリンが演じるくれて
映画の中でよい刺激剤になりました。
過酷な自然と闘いながらの脱出紀は、時に退屈になりがち
それでもキャラクター設定や、ディテールで魅せてくれるのは、さすがピーター・ウィアーでしょうか。
主演のスタージェス君はまじめで優しく誠実な男。
自分をミスター・スミスと名乗り、ファーストネームを明かさないエド・ハリスは秘密を抱えた男。
面白いキャラだったのは札付きの犯罪者コリン・ファレル
教養もくそもない荒くれモノだけど、知的なスタージェス君に一目置いて、彼のボディガードを申し出る。
これが名のない役者だと、それほど面白みがないのでしょうが、コリンが演じるくれて
映画の中でよい刺激剤になりました。
ただひたすら歩く姿を描く作品だけど、その風景の美しさに息を呑み
しまいには、何故か胸の高まりを感じるんですよね。
途中出会うアジア人の温かみ、素朴な笑顔には癒されました。
しまいには、何故か胸の高まりを感じるんですよね。
途中出会うアジア人の温かみ、素朴な笑顔には癒されました。
ジム・スタージェス君がなぜこれほどに故郷を目指すのか
その理由にも感動です。
その理由にも感動です。
欲を言えば、自然以外の敵との戦いを盛り込んで欲しかった
(実話ベースだから仕方ないか)
少々リアリティに欠けるところが難点かもだけど
(実話ベースだから仕方ないか)
少々リアリティに欠けるところが難点かもだけど
彼らのど根性に感服 見ごたえのある美しい映画でした。