しまんちゅシネマ

映画ノート

リミットレス

 

ブラッドリー・クーパーを主演にむかえ
100%脳細胞を賦活化できるスーパーな薬を手に入れた男の運命を描くアクション・スリラーです。
監督は『幻影師アイゼンハイム』のニール・バーガー
リミットレス(2011) アメリ
監督:ニール・バーガー
声の出演:ブラッドリー・クーパーロバート・デ・ニーロアビー・コーニッシュ/ジョニー・ホイットワース

■感想
売れない作家のエディ(クーパー)は、恋人のリンディ(アビー・コーニッシュ)から別れを告げられる。
「あなたの将来には何の可能性もないわ」
「ガーーーーン!」
しかし、リンディの言うことは全て正しく、エディは反論すらできない。

そんな帰り道、エディは元妻の弟とバッタリ再会し、
高級マンションに誘われた。
「元気ないなぁ、これ俺からのおごり、まぁ飲んでみなよ」
 
渡された薬を飲み、しばらくすると、エディの頭は妙に冴え渡った。
アパートの片づけを一気に済ませると、勢いで本の執筆に取り掛かる。
驚くようにアイディアが浮かび、怒涛の勢いでキーボードを叩く。
元義理の弟にもらったのは
脳の細胞を100%賦活化するという、とんでもない薬だった!

こんな薬手に入ったらどうする?
どんな分野でも、完璧に仕事をこなし
あらゆるビジネスで成功を収める人間に変身しちゃうんですよ。
その可能性たるやリミットレス。限りがありません。
勿論去っていった恋人も戻ってくるし、
お金だってガッポガポ
 

 
まず、この映画の面白いのは、
薬の効果が現れているときにパラノイドな映像です。
ブラッドリー・クーパーがいっぱい現れて、一気にアパートを片付けたり(笑)
でもね、どんな薬だって、一生を効果が持続するはずもなくもっと欲しい欲望に駆られる。
となると薬をめぐり争奪戦も始まるというもので、命まで危うくなるんですね。

エディが、ヒットマンから逃れる様子を
ヒヤヒヤのアクションたっぷりに見せてくれるのも面白さのひとつです。
ブラッドリー・クーパーはだめだめエディから、スーパーなエディまで
見事な変身振りで、意外な上手さを発揮してくれました。
ブルーの瞳が美しい~。

デ・ニーロはエディに目をつけ、
金づるとして利用しようとする凄腕ビジネスマン。
 
まぁ、世の中そんな簡単なはずはないというお話でもあるけど
そういう意味では ラストシーンはちょい意外だったなぁ。
 
こんな薬あったら欲しい!
というプロットが面白いのだけど
ヒットマンに付けねらわれる展開は少々飽きたりして
実は途中少々寝てしまいましたw
 
すまーーん
 

 




☆