しまんちゅシネマ

映画ノート

5フィンガーズ


今日はテレビ表で評価の高かった『5フィンガーズ』を。
テロリストに拉致され拷問をぷけるなか受けるなか、隠された真実が明らかになるという、
日本未公開 社会派スリラーです。
 
5フィンガーズ(2006) アメリ
監督:ローレンス・マルキン
出演:ローレンス・フィッシュバーンライアン・フィリップ/コルム・ミーニイ/トゥリア・ハーウト/ジーナ・トーレス/サイード・タグマウイ
 
ライアン・フィリップ演じる、オランダ人ピアニスト、マーティンは
恋人を残し、人道支援のためにモロッコを訪れますが
移動中のバスで、イギリス人ガイドとともに、ムスリム系テロ集団に拉致されてしまいます。
アジトに連れて行かれ、テログループのアハマト(ローレンス・フィッシュバーン)に
ロッコに来た本当の理由は何かと問いただされるのですが
それは次第に激しさを増し、指を一本ずつ切り落とすという拷問に変わっていくのですよね~。
 
人道支援しようなんていう、すんばらしい青年に
テロリストたちは何すんねん!
指はピアニストの命なのに~
 
と、まぁ、可愛いフィリップ君に肩入れし、テロリスト、フィッシュバーンを憎みつつ鑑賞するわけですが
途中から、いくつかの「あれ?」が出てくるのね。
ネタばれできないから 核心に迫る部分は書けないけど
途中、マーティンの指の応急手当を任された女性が
アハマトと同席しているシーンなどにも
ムスリムの女性が、こういう風に表の席に出る?しかも男と一緒に?
など、細かいところが気になってくる。
そしてテロリストの執拗さと、マーティンの頑固さにも
違和感を感じ始めるんですね。

はい、ここまで。
これ以上は書けませんよ~(笑)
 


とにかく、指を切断されるシーンの痛いこと。
身もだえしちゃいます。(←喜んでるんじゃないよw)
しかも、はさみから始まり、お道具を色々に変えてくるのがイヤ!(笑)
 
とにかく、何も書けないので、表面的な記事で申し訳ないけど
こういうことって、本当にあるんだろうなと
最後は寒々というか、かなり複雑な気持ちで観終えることになりました。
けれども映画的には、やられた 感を楽しめる面白いものでしたね。
 
ライアン君、フィッシュバーンさんの演技の巧さにも感心。
 
ところで、この映画を観て思い出した映画があります。
例の問題作ね♪ それは明日