ブラッド・シンプル
5大映画祭特集 3本目
監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
出演:ジョン・ゲッツ/フランシス・マクドーマンド/ダン・ヘダヤ/サム=アート・ウィリアムズ/M・エメット・ウォルシュ
バーの主人(ダン・ヘダヤ)は、
妻アビー(フランシス・マクドーマンド)と従業員レイ(ジョン・ゲッツ)の浮気を知り、
怒りに任せ、私立探偵(M・エメット・ウォルシュ)に二人の殺人を依頼しちゃったから、さぁ大変!
テキサスの田舎町を舞台に繰り広げられる、ハードボイルなノワールとも言われる本作は、
私立探偵の裏切りに始まり、登場人物それぞれの勘違いから
とんでもない事態に発展するところが、なんともコーエンらしい一本でした。
私立探偵の裏切りに始まり、登場人物それぞれの勘違いから
とんでもない事態に発展するところが、なんともコーエンらしい一本でした。
レイ役のダン・ヘダヤが、アビーの尻拭いをしようと奔走する姿は哀れだけど
ブラックで笑える。
ブラックで笑える。
でもって、彼無口なのね。も少し状況説明すればいいのに、「愛してるよ」くらいしか言わないから
アビーは何がなんだかわからないまま、恐怖にさらされる。
アビーは何がなんだかわからないまま、恐怖にさらされる。
終盤の私立探偵とアビーの攻防は、『シャイニング』を彷彿とさせますね。
闇と光の使い方が絶品で、これがスリラーを守り立てる守り立てる。
見えないところから、いきなり襲撃されるほど、怖いものはないわなぁ。
闇と光の使い方が絶品で、これがスリラーを守り立てる守り立てる。
見えないところから、いきなり襲撃されるほど、怖いものはないわなぁ。
スリリングな描写も満載だけど、そこはコーエン
シニカルなユーモアもたっぷり
シニカルなユーモアもたっぷり
そもそも、私立探偵が、現場にライターを忘れたことが
ことを最悪にしちゃったわけですが
そのライターの行方にも笑えるよね。
ことを最悪にしちゃったわけですが
そのライターの行方にも笑えるよね。
ラストシーンは、どう解釈すればよかったのかな?
私立探偵が、死の間際に見て、恐怖に顔を強張らせたもの・・
私立探偵が、死の間際に見て、恐怖に顔を強張らせたもの・・
こんなオッサン近所にいそうだしw
デビュー作から、コーエン節炸裂! 怖くて楽しかった~!!
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