しまんちゅシネマ

映画ノート

カウボーイ&エイリアン


 
今日は先日観てきた『カウボーイ&エイリアン』を。
スピルバーグ製作、『アイアンマン』のジョン・ファブローが監督を努めた、
同名人気グラフィック・ノベルの実写化。
アクション満載のSF西部劇なのだ~。
 

舞台となるのは19世紀のアリゾナ州
荒野で一人の男(ダニエル・クレイグ)が目を覚ます。
右腕に手かせ、腹に傷を負っているが、自分が誰で、何故ここにいるのかわからない。
男は荒野をひた歩き、西部の町にたどり着くが、
そこはダラー・ハイド(ハリソン・フォード)に支配された町。
バーに立ち寄った男に話しかけてくる女(オリヴィア・ワイルド)がいた
「何も覚えてないの?」女は何か知っているのか。
その晩、町は空から何者かにより未曾有の大襲撃を受けることに・・・
 
SFと西部劇の融合、ありそうでなかったお話を
スピルバーグ&ジョン・ジョーのコンビで実現。
しかもボンド&インディジョーンズの主演となれば、話題にもなるというもの。
 
町を守るためにカウボーイたちがエイリアン相手に戦いを挑むわけですが

どうだろうなぁ、これ。
エイリアンたちとの戦いぶりは大迫力で、
『インディジョーンズ』『プレデター』を、
そしてダニエルの強い味方となる手かせの武器からは『アイアンマン』を髣髴とさせ
アクション的には見所はあります。
 
記憶をなくしながらも、どこか罪悪感を抱えた主人公の自分探し
敵対してきたアパッチとの和解、協力
住民の一致団結なんていうシークエンスも悪くないわりに
ドラマとしての重みには欠けるんですなぁ。
 
親の威をきた放蕩息子(ポール・ダノ)の成長?とかもとってつけた感じで
スピルバーグ映画って、少々説教臭くなったかなという印象。
あと、スピルバーグ作品だと、エイリアンをどういう存在として描くかなということに興味あり
野蛮な外来襲撃者というだけでは、なんとなく満足できない自分がいるのよね。
ま、原作があるから仕方ないか。
 
ダニエルさんはカッコいいし、ハリソンも頑張ってたしで・・
時間つぶしには悪くないけどね~。
 
 日本公開は10/22~
 
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