ハッピー・ゴー・ラッキー
5大映画祭特集 9本目
ハッピー・ゴー・ラッキー(2007)イギリス
監督・脚本:マイク・リー
出演:サリー・ホーキンス/エディ・マーサン/エリオット・コーワン/シルヴェストラ・ル・トゥーゼル
これも三大映画祭週間の上映作品です。
マイク・リー監督作品って、登場人物に共感できず、苦手という意識があって
なかなか手が伸びないでいました。
今回も、サリー・ホーキンス演じるヒロインの突拍子もない明るさに
最初のほうは、やっぱりダメかも~と思っちゃったんだけどね。
最初のほうは、やっぱりダメかも~と思っちゃったんだけどね。
それでも途中から彼女を見る目が変わってきたのは
能天気なだけでない観察眼に「おや?」っと思ったから。
能天気なだけでない観察眼に「おや?」っと思ったから。
30歳独身、小学校教諭
ポピーは自分も幸せでいたいけど、
みんなにも幸せでいて欲しいと願うようなポジティブな女性。
ポピーは自分も幸せでいたいけど、
みんなにも幸せでいて欲しいと願うようなポジティブな女性。
彼女は人を観察するのに長けていて、必要な人には手を貸してあげたいと思っている。
でも、その思いが効果的に働くこともあれば、空回りすることもある。
映画は、そんなヒロインの日常をユーモアを交え描きます。
サリー・ホーキンスは、難しい役をよく演じたなぁと感心。
観察眼と好奇心は凄いけど、楽観的なところもあって
自分が笑顔でいることで、人にも元気を与えられると思っている。
でもその半分は 人からは認められないこともありそうで、ちと痛い。
そんなタイプの女性、私の周りにはいそうでいないですもん。
観察眼と好奇心は凄いけど、楽観的なところもあって
自分が笑顔でいることで、人にも元気を与えられると思っている。
でもその半分は 人からは認められないこともありそうで、ちと痛い。
そんなタイプの女性、私の周りにはいそうでいないですもん。
ヒロインのキャラを受け入れられるかどうかで
好みが分かれそうな気もするけど
彼女が頑張ってるというのは伝わるし
ヒロインはじめ、登場人物を優しい視線で見つめた作風に
最後は穏やかさを感じました。
好みが分かれそうな気もするけど
彼女が頑張ってるというのは伝わるし
ヒロインはじめ、登場人物を優しい視線で見つめた作風に
最後は穏やかさを感じました。
共演に、『アリス・クリードの失踪』のエディ・マーサン。
ヒロインに車の運転を教える指導員ですが、これがかなり複雑なキャラクター。
それゆえヒロインが彼に興味を示すことになるのですが、
それが適度な緊張を呼ぶことになり、映画を引き締めてくれました。
マーサン グっジョブ!!
ヒロインに車の運転を教える指導員ですが、これがかなり複雑なキャラクター。
それゆえヒロインが彼に興味を示すことになるのですが、
それが適度な緊張を呼ぶことになり、映画を引き締めてくれました。
マーサン グっジョブ!!