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映画ノート

カーペンター新作『ザ・ウォード/監禁病棟』

体感温度を下げろ! 納涼ホラー祭り 5本目
 
ザ・ウォード/監禁病棟(2010)アメリ
監督:ジョン・カーペンター
出演:アンバー・ハード/メイミー・ガマー/ダニエル・パナベイカー/ローラ=リー/リンジー・フォンセカ
 
カーペンター御大、なんと10年ぶりの劇場作品となる本作の舞台となるのは
60年代の精神病院。。
うーーん、地味。火星でも南極でもないのかぁ。
 
ヒロイン クリステン(アンバー・ハード)は身に覚えのない放火の罪で精神病棟に送られ、
同年代の少女4人を収容する病棟に隔離される。
自分は狂ってない!と主張するクリステンだったが、
医師と面接して、気づいてみれば
燃え上がる家を見ていたことと、自分の名前以外には思い出せない。
 
何がなんだかわからないまま、病院で過ごすことになるクリステンだが
彼女は周囲で、おぞましいものを見るようになる。
どうやら他の4人は、その正体に関する何かを知っているようだ。
やがて身の危険を感じたクリステンは、病棟から脱出を試みるが・・というお話。
 
ふは~、苦手な幽霊もの(・・のような、でないような(^~^;))
まずそのおぞましいものの正体は何なのか、
はたまた、クリステンはどうして病院に収容されてるのか 
それらの謎を含みながらミステリー仕立てで展開するので、飽きずに観ることができます。
っていうか、暗闇に入ったら絶対「それ」が出てくるから
やめて~!!って感じで、超コワ(><)
 
年代を60年代に設定したのは、電気ショックなんかを登場させるために必要だったのかな。
それにしても、売り出し中のキラ星アンバー・ハードに、こんだけダサい格好させるなんてw
メリルの娘メイミー・ガマー(右)もこのお姿↓
 
観終わった感想としては、この手のホラーはありがちな気がして
カーペンターらしくない かもです(笑)
いやいや、謎を明かされて、「そうだったんだ~」って思った私が言うのもなんだけどね
それでも、ヒロインはこの恐怖から逃れることができるのかと、ハラハラし
随所に仕掛けられた幽霊攻撃に心臓バクバクになりながら観れたので
納涼にはなりました。
あ、でも日本公開は9/17だって。 秋がやってくるよ~。