しまんちゅシネマ

映画ノート

スーパー!


 
えーーと、特集始めると観たい映画が溜まっていきますら。
ってことで、プチ納涼ホラー祭り強制終了。続きは10月のハロウィン大会でね。
大映画祭特集も一旦インターバルを置きますね。
 
今日は『スリザー』のジェームズ・ガン監督の『スーパー!』
冴えない中年男が、妻を取り戻すためにコスプレヒーローに扮し奮闘する アクション・コメディです。

 
スーパー!(2010)アメリ
 
フランク(レイン・ウィルソン)は冴えない中年男、
彼の唯一の自慢は美しい妻サラ(リヴ・タイラー)と結婚できたことだけど
愛するサラはフランクを捨て、ドラッグディーラー、ジョック(ケヴィン・ベーコン)のもとに。。
フランクはサラを取り戻すために、自作のコスチュームに身を包み
悪と戦うことを誓う   と言うお話。
 
なるほど、大人版『キック・アス』な展開ですが
本作の好きなところは、『キック・アス』より動機が切実で
主人公を中年にしたことにより、よりダメダメ度と哀愁が増したことですね。

キック・アス』では半分プロなオタク父娘が助っ人に登場したのに対し
本作の助っ人が、ヒーローオタクの普通の女子というのも現実的
ただし、現実的でないのは、神の啓示ってやつでして
洗脳(?)シーンは『スリザー』を髣髴とさせるぶっ飛びぶりで、
「普通」と「ありえねーー」のミックスなのが最高に楽しい。
 

オタク少女リビーを演じるエレン・ペイジちゃんがいいね~。
フランクの助っ人として、自分もコスプレで戦う、半分いっちゃった女の子なんだけど
コスチューム姿がウルトラキュート!
刹那的な儚さもまたいいよね。
 
セクシードラッグディーラーとしてキレまくりのケヴィン・ベーコンも流石の嵌りよう。
 
思いのほかグロいシーンがあったり、
エレンちゃんのプチエロシーンがあるのも オタク心をくすぐるでしょ。
ってか、監督自身がオタクなんだろなぁ。
 
妻の事に関しては 思わぬところに話を持っていったなとは思うものの
哀愁漂う結末もいい。
ウサギも可愛いしで、 さり気にお気に入りです。
 
日本公開中
 
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