しまんちゅシネマ

映画ノート

映画通の集まる映画館の上映ラインナップからみえるもの


 
今日はダラス一と言われる映画館アンジェリカ・フィルムセンター(ダラス)
4日からの上映リストをご紹介します。
何がダラス一と言わしめるかというと、そのラインナップにあるわけでして
ここはメインストリームな作品に興味なし(笑)
いわゆるアート系な作品や、外国映画、ドキュメンタリーなどを上映してくれるところなんですね。
残念ながら、私にはちと遠く、ここも『英国王のスピーチ』以来行ってないのだけど
映画通には生唾ものの上映をしてくれるので、いつも気にかけてます。

ということで、以下がラインナップ。
 
アバウト・シュミット』(2002)
『America the Beautiful 2: The Thin Commandments』
Citizen Ruth』 (1996)
『ドライブ』
『ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!』(1999) 
『Hell and Back Again』
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』
『Like Crazy』
『Machine Gun Preacher』
『Margin Call』
マネーボール
『Oranges and Sunshine』
『Puncture』
『Sholem Aleichem: Laughing in the Darkness
サイドウェイ』(2004)
『The Skin I Live In』
Not Available 
Special Event
『Texas Killing Fields 』
『Toast』
『The Tree』
 
いかがでしょう。
勘のいい方は、映画館の意図するところが見えるのでは?
そう、アレクサンダー・ペイン監督の作品を上映してるんですよね。
これは明らかに来週から公開になる
ジョージ・クルーニーの新作『ディセンダンツ』を意識してのことでしょう。
オスカーに絡んでくるとの予想から、アレクサンダー・ペイン監督の作品を紹介してくれてるんですね。
こういうのをやてくれるところが通好みだなぁと思うわけです。

というわけで、いい男特集の筆頭に上がるのは我らがクルーニー兄貴ね。
主演男優賞に期待&ペイン監督の作品賞ノミネートにも期待です。
他にも一般の映画館ではもう上映を終えている『ヘルプ~』や『ドライブ』を再上映。
ペドロ・アルモドバル監督の新作ホラー『The Skin I Live In 』も要注意。
 
ペイン監督作品1本記事にするはずだったけど、時間がなくなったので明日。
今から映画観て来ます。
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